私もインドで考えた、かな。

 夜中にF1インドグランプリをテレビ観戦。しかしインドでF1が開催されるなんて、10年前には誰が想像しただろう。いやいや中国グランプリだって予想できたのは少数の人だったはず。
 そういえば思い出す。やはり10年ぐらい前だったか、当時のトヨタの社長が市場としての中国の存在を力説していたことがあった。それを聞いた私は、恥ずかしながら何じゃらホイだった。
 インドグランプリのコースは周辺の土地の関係か路面が極めてダスティで、それがレース展開に大きく影響する。バーレングランプリもまたその類いだろうが、そういったことはヨーロッパで歴史を刻んできたF1の新しい要素となる。
 日本がアジア唯一の開催国だったのは、いったい何時の話だったか。思えばイケイケドンドンだった時代、日本で2回もグランプリが開催されていた時期があったんだよね。いまや鈴鹿のみの開催も危うしという状況なのかな。まあテレビ観戦のみのファンなので詳しいことは知らないけど。フジ・スピードウェイでの開催なんて、あれ70年代だっけなんて思う人もいるかもしれない。中国、韓国、マレーシア、シンガポール、そしてインド、みんなすごい勢いだね。
 そうそうカムイ選手にインタビューしていた画面の先で、ひっこり日産のカルロス・ゴーン社長が映っていた。日産ってエンジン供給していないのになぁ、と思ったら彼はレッドブルのピットにいる。あっそうか、彼はルノーの社長でもある。もちろん彼はただF1を観にきただけではないだろう。そんなこんなでインフィニティのロゴがボディに貼ってあるわけか。なるほどね。