2016-01-01から1年間の記事一覧

「新宿のありふれた夜」の感想 SIDE:B

前回書いた舞台「新宿のありふれた夜」について、音楽を中心に。 この舞台では、ピーター・ポール・アンド・マリー(以下PPM)の曲が三曲使われている。 まずは「風に吹かれて」。今年のノーベル賞受賞者であるボブ・ディランの代表曲だが、PPMのヒット…

「新宿のありふれた夜」の感想 SIDE:A

21日に新宿のスペース雑遊で、舞台『新宿のありふれた夜』を観る。これは佐々木譲さんの同名小説の四度目の舞台化で、副題は、若松孝二監督が映画化したタイトル「我に撃つ用意あり」。 観客席は100ほどか。空間の六割が舞台で隙間はほとんどなく、観客の目…

今日の猫写

いつもの散歩の途中で出会った猫たち。 ちなみに猫はここではびょうと読むことにします。

ナンマイダー・マイナンバー

とある人の例。ちなみにすべて同一の人物に関係したこと。 その一 家によく来てくれる銀行の人から、とある金融商品を薦められた。外貨建てで証券会社系の会社が運用するものらしい。まあお付き合い程度にちょこっと買おうとしたのだけど、マイナンバーを知…

カワセミ日和

前にも何度か書いたけど、近くの公園に秋から春にかけてカワセミがやってくる。散歩の途中で、私が勝手に命名したカワセミ橋にさしかかると、しばし立ち止まって池の杭の上や葦が生い茂ったあたりを見回して、カワセミを探す。 意外に出会える機会は多く、チ…

中島飛行機の火器厳禁

先日、中島知久平に関するテレビ番組『英雄たちの選択』を観た。 なにやらいやらしいタイトルで、もってまわった展開を含め、あまり好きな番組ではないのだけれど、テーマによっては観ることにしている。 中島知久平とは、若い時分から飛行機の兵器としての…

エイリアンの卵?

コキアというそうです。まるでエイリアンの卵みたいで、上から眺めることができませんでした。湯沢高原にて撮影。

すみません。

野暮用などでバタついてまして、予告を実行できてません。ごめんね。

『予告』

前回の書き込みからまたもや三か月。「続く」とその最後に書いたのだけど、その時考えていたはずのその「続き」のアイデアは、すでに脳髄から蒸発してしまいました。ごめんなさい。 おまけに昨年夏以来の体調不良で、世間の方々にもいろいろとご迷惑をお掛け…

「佐藤泰志−死から回生への物語」について その二

その一を書いてから、はや二か月以上。続くとしておきながら、なんともみっともない状態をさらしてしまいました。 さて、佐藤泰志が最後に完成させた小説が「虹」であり、構想を完結できなかったのが連作小説『海炭市叙景』でした。しかしそれぞれ自ら選んだ…