2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

誕生日を憶えているということ。

一昨日の21日は、家人がレストランに招待してくれた。私の誕生日だったのだ。指折り数えると、両手の指を何回も使わなくてならない歳になったのだから、よくぞここまで生きてきた、まずは幸いであると思うことにしよう。そして何よりも自分でも忘れてしま…

コルトレーン、安心の4枚

さて、昨日のジャズ推薦版の続きをちょっと書き進めてみようと思います。サックスでまず名前が挙がるのは、やはりジョン・コルトレーンでしょう。問題はどのCDを選ぶかですが、やっとのことで『BLUE TRAIN』(1957年)、『GIANT STEP…

奇跡の演奏と触れ合ったコップやお皿

昔は散歩の途中によく音楽を聴いていた。カセット、CD、MDとウォークマンと買い換えて、すべて見事に壊れてたが、今は「携帯用音楽再生装置」をひとつも持っていない。やっぱり鳥のさえずりとか人の声とか風の音なんかを聞いていたほうがいいと思うこと…

政府がプロモーションする商品

最近の自動車のコマーシャルは、ほとんどが減税と補助金とエコをアピールするものばかり。つまりアピールポイントが価格と環境対策だけということになる。もちろん自動車産業が経済を支える重要な要素であることはわかるけど、減税も補助金も結局は歳入減と…

流れ星を巡る思い出

先週がペルセウス座流星群だったことを新聞で初めて知った。高校時代はその日が来るのを待ちかねていたのにね。最初の流星観測は高校一年のときだった。仲間三人で一人ひとり受け持ちの方角を決めて空き地に陣取り、流れ星を見たら、時間と場所を星図に書き…

「街と飛行船」で封印された歌詞

最近、散歩をしていて、ふと頭の上に何かを感じることがある。 で、なんだなんだと空を見上げると決まってポッカリとそこに浮かんでいるのが、飛行船だ。これほど頻繁に飛行船を見るようになったのは、いったいいつからなのだろう。住まいが飛行船の飛行ルー…

夜のお散歩

まあ、散歩は昼間にするものというのが一般的ですが、いやいや夜もまた楽しいもの。ましてはこの暑さ。8月中は断然、夜のそぞろ歩きをお勧めします。 お盆も過ぎたあたりから、東京地方も夕刻は涼しくなってきました。昨日も午後5時には、住まいの近くにあ…

想像力が作る「記憶」?

『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』 昨日に続いて、記憶について書いてみたい。というのも、14日の朝日新聞夕刊に掲載されている三谷幸喜さんのコラム「「ありふれた生活」を読んで、「あれれれ」という気分になったからだ。 コラムのタイトルは『巨匠の…

記憶の小箱が開くとき

散歩の途中で駅前のブックオフに寄ると、鉄腕アトムの本を見つけた。どうやら雑誌『少年』に連載されていた誌面をそのままスキャンして、一冊の本にしたようだ。古本価格は800円。 で、驚いたのが、そのひとつの連載モノを見ると、大昔にその回を読んでいた…

花の名前

以前から散歩はよくしていたけど、ブログを書くようになると、やはりデジカメを持ち歩くことになる。もちろん前にもカメラを持って出かけていたが、その気持ちがちょっと違うようだ。 いままで撮った写真はパソコンで眺めるか、それともプリントするかなのだ…

宇宙開発と競争した映画

前日の書き込みにある宇宙開発と競争した映画というのは、『2001年宇宙の旅』のことです。 監督のスタンリー・キューブリックは、「今までとはまったくタイプの違うSFを作りたいんだけど、知恵を貸してくれるかな」とSF作家のアーサー・C・クラークに…

1969年の最初の一歩

昨日のタイトル「最初の一歩」で思い出すのは、なんといっても1969年の「最初の一歩」だろう、と書くと年齢が特定されてしまうが、まあいいでしょう。その日、人類のかなりの部分が、その一歩に注目していた。 そう、アポロ11号の月着陸船イーグルのニール・…

最初の一枚

ただテストとして、アップした写真です。夕暮れ時に長く飛行機雲を引いて空をいく飛行機には、つい見とれてしまいますね。ちょうど夕焼けの色が飛行機雲をオレンジ色に染めています。ただしこんなちっちゃなモノに何百人も乗っていると思うと、ちとビビリま…

最初の一歩

子供の頃は、どうして大人は散歩などするのだろうと思っていた。 もう40年以上の昔の話だが、家の中にいることに飽きた父親が、「ちょっと散歩にいってくる」という。私が「どこへいくの」と声をかけると、彼の答えは「散歩なんだから、どこにもいかないよ」…