2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

その歴史もまた夜つくられる。

昨日の続き。 そういえば、グレン・ミラー好きの異端派、というか一人なのだけど、その彼は歌謡曲好きであることも秘することはなかった。あの時代の中学生はみんながみんな深夜放送を聴いていて、そのほとんどが洋楽漬けの日々を送っていたはずなのだけど、…

カセットレコーダーから茶色い小瓶

テレビで「グレン・ミラー物語」を観た。二回目か、あるいは三回目か。チャンネルを合わせたときは、まさか全部観てしまうとは思わなかったが、結局、二時間弱の間、飽きずにテレビの前に座っていた。 あまり熱心ではないジャズファンだから、グレン・ミラー…

石を投げる相手

この前の日曜日、いつものように公園を散歩していると、池の鳥に向かって石を投げている子供らを発見。しばし迷いつつも、いってしまった。 「おい、やめろ、投げるな」 子供らは五人組で、石を投げているのはとりあえず一人だけ。でも他のメンツも興味津々…

私は沿道掃除屋さん♪

そういえば、かなり昔の話だけれど、新宿で友人と飲んでの帰りに東口のターミナルあたりでロックバンドの演奏を目撃したことがある。かなりいい感じのバンドだったので(酔っ払っていたからかもしれないれど)、ちょっと立ち止まって聴いていると、どこからか…

困ってしまって、ワンワン、ワワン。

便利に活用させてもらっている地域情報のサイトの掲示板に、夜の路上販売の騒音がうるさくて困るという声が掲載されていて、、その解決策として警察への通報が挙げられていた。 投稿者いわく、そういった場合には躊躇せずに警察へ通報することが街のためにも…

モモンジ探して幾百里。

ということで、ジュンク堂は諦めて、来たときはスルーしていたリブロを捜索。というのも、私はジュンク堂へは、いつも西武百貨店の地下食品売り場の横を走る通路を使い、リブロ経由で行くのだった。すんません。 しかし、リブロの広々とした雑誌コーナーに影…

もうポイントは付かない。

というわけで、ダイヤ的には一時間ほど、私的には20分ほど遅れの、快速改め各駅停車新宿行に乗ったのだった。 目指すは池袋のジュンク堂である。もちろん本を買いに行くわけだが、その前のことを少し書いておこう。 実は少し前から何冊か欲しい本があったの…

ハメルンおばさん御一行

埼京線の昼間のダイヤは田舎のバスなみに本数が少ないので、いつもそれを確かめ田植え、じゃなくて、た上で家を出るのだが、今日は改札口に何人かの人、で電光板を見ると、過去の時間の表示、ってタイムトリップしたわけではなく、ただのトラブルで、大宮・…

電力じゃなくて言力不足

さて、二、三日前の報道によると、原子力規制委員会の調査結果として、東通原発の敷地内に活断層がある可能性が大きい、という。 そのあとのコメントも、これで東北電力は活断層でないことを明らかすることが必要で、再稼働はさらに遅れることとなった(あく…

真夜中のエレクトリカル・パレード

埼京線は大崎から大宮間の路線、といっていいのかな。大から大へとなんとも縁起がイイ、かどうかは知らないが、その大崎から池袋までは山手線の脇、そこから赤羽までは旧赤羽線、そしてそれ以北は東北新幹線の脇を運行している。なんともまあツギハギだらけ…

「火球」的速やかに捜索打ち切り

ロシアの隕石を報道する番組、特に有名人やら芸能人やらを並ばせて無駄にしゃべられている番組を観ていて、「いいかげんしてくれ」と叫びたくなってしまった。ふだんから彼らのコメント(には値しないけど)を聞いていて、どうしてシロウトが大事な放送時間を…

非存在的存在感VS存在感的非存在?

そういえば、昨日触れた「最高の離婚」の主人公たち、かなりの豪華キャストだよね。 しかも四人のうち三人は、それぞれ大河ドラマの幕末モノに出演している。瑛太は「篤姫」のときの薩摩藩の小松帯刀、真木よう子は「龍馬伝」の龍馬の妻、お龍、そして綾野剛…

それでも自分は回っている。

最近テレビドラマを観ることが多い。 で、全部の回をキチンと確認しているわけではないけれど、いまのシーズンを眺めていて、婚姻に関する書類、つまりは離婚届や婚姻届がやたら出てくるのに気づいた。 「純と愛」では、少し前に主人公の兄夫婦が離婚届を出…

で、探偵はバーにいるのか。

いったい何の間違いか、ツレとホテルのバーに行って、カクテルについてほとんど知らないことに驚愕、って遅いんだよ。 で、よく小説の探偵がオーダーしていそうなのを頼むと、ツレは女子バーテンに何やら聞いていて、結局そのホテルのオリジナルという、敵の…

ボイスレコーダーの怪

ボイスレコーダーを再生していて、ひと段落後。でももう全部終わったな、と思ったら、なぜかファイルがもうひとつある。 で聴いてみると、ほかの音よりも妙にリアルに、ザクザクザクと玉砂利か何かを踏んでいくような音、そしてそれが止むと今度はコロコロコ…

小学生はヴを知っていたのか。

さてまた怪獣の話。 先日、近々に上映予定の「パシフィック・リム」というSF映画の予告編をネットで観たのだけれど、あのチラリと出てくる怪獣は、どうもガバドン(ガヴァドン?)だと思う、ということはここか、ツイッターで書いたはず。 でも少し調べた…

ウォーク・ドント・ラン

さてまた私は公園を歩いている。実際によく歩くのだからしかたない。 で、今日はどこかの中学の野球部男子が、そこをグルグルとマラソンらしきことで走り回っているのに出会う。 この公園には真ん中に大きく長い池があって、その周囲が敷地になっているので…

日曜の公園の怪獣たち

公園を散歩しようと歩み出す。と、広場に小さな出店があった。 ここは月に一度か二度、日曜日にフリーマーケットが開かれるのだが、このところの寒さのせいか、最近はずいぶんと出店数が少なくなっていて、この日はなんと一店だけだった。 で、いままでは店…

金箔上の蜚蠊の緊迫感。

さて、突然ですが、ゴキブリという漢字を作るのがめんどうくさかったので、書かなかった「会田誠」展の感想文がまたまた続きます。で、どうしてかは以下の通り。 その二枚の絵は展示会場の比較的入り口近くにあった。タイトルは右が「火炎縁蜚蠊図」、そして…

ああ、二冊が深く静かに潜航中。

昨日、ボーイング707とか787についてトロトロと書いていて、「ふと」思い出したのが、やっぱりサブマリン707、っていうか、少し前にもそのプラモデルとやらに関して書いていたよね。 でも今回の「ふと」はそれとは違って707の兄弟分たちのこと、…

広告媒体としての787

ボーイング787という名前を見るたび、おお未来なのだなぁ、と思うのは、時代をフォローしていないオジサンの感慨なのである。 ハイ、五十代なかばのワタシラは、いろいろとちっちゃこい飛行機を見たあとで、ボーイング707なる流麗な旅客機にびっくりし…

診察しない診察室

腕や足の一部がカサカサになっていて、ちょっとかゆいので、皮膚科にいった。まずは問診票とやらにどのがどうだか記入して、ほかに患者がいなかったらしく、待つこともなくすぐに診察室に通されたのだが、椅子に座るやいなや、「乾燥肌ですね。薬出しておき…

宇宙を知らない宇宙人

テレビドラマ「シェアハウスの恋人」の再放送を観ていたら、天文ファンとしては、アレレレというかアハハハといったシーンとご対面。 主人公たちが住む家にはツリーハウスがあって、そこには天体望遠鏡があるのだけど、星を観るとき、なんとキャプが太陽観測…

深夜の捜索

何の気なしに、海野十三の『深夜の市長』を読み始めたのだけれど、途中で設定が似た短編をどこかで読んだ気がして、書棚をグルグル見回している。 戦前の小説なんてほとんど読んでいないので、何かのアンソロジーかとも思うのだけど、期待したいくつかには見…

ジム・ビーム・ホールの弦の響

最近バーボンのコマーシャルが復活しているように思う。いったいどうしたわけなんだろう。ジャック・ダニエルのCMは意味不明だし、アレ、あとなんだけっけ、アーリータイムスか、いやジム・ビームではなかったか。 といいつつも、実はかなり酔っ払いつつい…

見知らぬ惑星

夜中にツレが「むこうでずっごく光っている星は何、金星?」という。 彼女にとってはどんな時間でも、明るく輝いている星は金星ということになっている。 しかしこちらとしても最近の惑星の運行についてちゃんと把握していなかったので、なんともいえない。…

肉眼では見えないモノ

暖かいというか、暑いといってもいいほどの土曜日、またいつものように近くの公園を散歩する。 歩き出して、十秒もしないうちにコートを着てきたのを後悔して、その重い荷物を左手に持つ。さらに本を持参しなかったことも残念に思う。この陽気ならベンチで少…

二者択ゼロ

現在我が家には録画機器がないのである。 かつてはDVDもVHSもどちらもOKよ的なのがあったのだが、最初に内部ハードディスク(なのかな)が壊れ、次にVHSがイカレて、最後にDVDでの録画もできなくなってしまった。 なので、テレビ番組は放送の…