2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄スタコラ・ツアー06

さて、美ら海水族館の見学も無事終了したし、レンタカーの時間も残っているということで、当初の予定通り長い橋を渡って古宇利島まで行ってみることにした。 そんな計画を口にしたとき、ホテル内のレンタカー屋の若いお嬢さんがこういったのだ。 「それでし…

いろんなトラブル

25日と27日に書き込みがないのは、他でもない。住んでいるマンションのネット配線がトラブルを起こしてしまったからだ。その部分がマンションの共用部分に属するのか。それともネット業者の管轄部分なのかはわからないが、いつもネットに頼り切っている…

もうひとつのご報告

27日に発表があった「第2回創元SF短編賞」(東京創元社主催)の1次予選に、私の2作が通過しました。応募総数は594編だそうですが、1次通過も56編と大量なので、とりあえずは「文章」になっていたので選ばれたということなのかもしれません。 ちな…

ご報告

すでに一度報告していますが、最終選考の4作の中に残ることができたSF評論賞の応募作について、発売中の「SFマガジン」6月号でその選考の様子が掲載されています。 特に選考委員長の荒巻義雄さんのコメントは望外の喜びです。また荒巻さんにはspeculat…

沖縄スタコラ・ツアー05

そして、白いフィットは走る。一路、美ら海水族館を目指して。またホテルのある岬を出るときに、ウィンカーとワイパーを間違えそうになったが、それ以降はほとんど一直線なので、そんな心配もなし。無事、目的地に到着だ。 まあ、百聞は一見にしかず、という…

言葉の健全性

福島第1原発のマスメディア情報って、でいったい何なのというのが多いけれど、今日の午後、NHKと東京新聞のネット上のニュースを見て、これは驚いた。 まずNHKのホームページでは、「1号機 水たまる状態に懸念も」というタイトルで、原子炉から漏れ…

沖縄スタコラ・ツアー04

さて3月15日から3連泊したブセナテラスだが、ここはあの沖縄サミットの会場として使われたのだという。沖縄本島中部の西海岸の小さな半島で、しかもその元のあたりがくびれているので、かなり警備がしやすかったのだろう。 実際の会議などは岬の先にある…

こちら側へようこそ

昨日、一昨年に私が退社した出版社で、また歓送会があるというので、ノコノコと出掛けてきました。 集まったのは40名ぐらいかな。で、グルリと眺めてわかったのは、その半分以上がすでに退社した連中だということ。これじゃ、歓送会じゃなくて、ようこそこっ…

沖縄スタコラ・ツアー03

3月15日のうららかな午後、テラス・ホテルのマイクロバスは、沖縄を北上していく。途中、テラスグループのジ・アッタテラスに立ち寄る。でも荷物を交換しただけで、乗り込む人はいない。ここはどうやらゴルフをする人のためのホテル。つまりは関係ない。…

寄せる波に足を濡らして

あきらさんがコメントしてくれたので、『渚にて』についてもう少し。 繰り返しになるけど、あの映画をテレビで観たのは、小学校のたぶん上級生の頃で、またまたその日は親戚の家に、やや太めの従兄弟と泊まっていた。というのも、近くにサマーランドという娯…

ひらいてむすんで

経済学のお勉強の続き。『大内力経済学体系 第四巻 帝国主義論上』。ドイツに於ける重商主義期の論考を掘ってみると、チト意味のわからないカタカナが産出される。 例えば、ユグノー、グーツヘルシャフト、ツンフト、ベーデ、カメラリズム、グルントヘル、ラ…

沖縄スタコラ・ツアー02

さて、3月14日、スタコラと東京を後にして、沖縄のホテルに着いたのが午後の6時過ぎ。羽田で一便早くしたおかげで、あたりを散策できる時間だった。 国際通りは、十数年前とは大きく様変わりしていて、まるで竹下通りの道幅を広くした感じ。同じような土産…

迫り来る見えないもの

今日的な核状況にあって思い出すのは、『見えない雲』(グードルン・パウゼヴァング)という小説だ。 日本語の初版は1987年、私が読んだのは翌年の88年だった。物語はまだソビエトがあって、ドイツは西と東に分かれていた時代、西ドイツで突然原発事故が…

伝えることと伝えないこと

4月10日、高円寺で1万5000人も集めた反原発の集会とデモが開催されたことを、ネットで知った。しかし私はこのことを報じるマスコミに接しなかった。もともと、マスコミはこういった運動を伝えることに、昔から及び腰だったと思う。しかしツレがどこか…

小心者の外泊

またグラグラときたので、ピューと実家に二晩ほど避難していました。ハイ、だらしがないのです。そしてただいま戻りました。帰りがけに「さやの湯」という温浴施設に立ち寄り、まさに極楽気分。五時過ぎだったので、仕事帰りの人も多く、なかなかの賑わいで…

ふと、つぶやく

都民であることが、恥ずかしい・・・・。

沖縄スタコラ・ツアー01

先日来、友だち連中が電話やメールで、「おーい、沖縄は楽しいかぁ」なんていってくるのだけれど、いやいやいくらヒマだからって、東京でもいろいろとすることはあるので、ちゃんと帰って来てますって。ハイ、顰蹙を大量購入しているのも承知です。 で、沖縄…

窓の外では桜が揺れる

昨日書いた仙台の不思議な閃光は、アレではなく変電所が壊れたときの光だったようです。お騒がせしてすみません。そのことをニュースが何度か伝えていたけど、たぶん「あれはいったい何?」という問い合わせが多かったからなのだろうな。 さて、昨日と今日は…

仙台の南、不思議な光

TBSのニュース23クロスを観ていたら、緊急地震速報のアラーム音が響く。そしてすぐにツレの携帯電話の警告音も鳴り出す。 しばし揺れがなかったが、すぐにゆっくりとした横揺れが訪れた。3.11以降、緊急持ち出し袋を用意していて、寝巻きに着替えてい…

深夜のピアノソロ

すでに書いたように、本棚と同様、音楽CDも棚からそのほとんどが飛び出した。書斎の倒れた本棚が南北に面しているのに対して、このCDの棚と新書本の棚は東西に沿っている。新書本の棚が倒れたのは、たぶん文庫本の棚に引っ張られたからだろう。 などとわ…

物語の防波堤

このところほとんど本を読んでいない。まあ、昔からガツガツと読む方ではなかったのだが、それでも地震以降の「読字量」の少なさは異常だ。 腹が食物の必要を訴えるがごとく、脳味噌も文字を通過させてくれ、とガンガンいってくるかと思ったが、その兆しはあ…

「午後」そのあとに

地震の日の翌日から自分のマンションに帰った。 地震の日に一瞬だけ見た限りでは書斎の棚が倒れているだけだったが、さらに奥に進むと、CDや文庫本、新書本の棚が倒れていて、それらが散乱しているので、床に足を踏み入れることができない、ということはす…

その日の午後 06

ツレは自分の実家には帰らず、いっしょに私の実家に泊まるという。この実家は現在無人で、居住環境はあまりよくないのだが。 着いたのは10時頃だろうか。記憶が定かではない。実家の被害はほとんどなかった。玄関の木彫りの人形がふたつ下に転がっていたのと…

その日の午後 05

どこにあるのかわからない三郷中央駅へ向かうには、どうしたらいいか。 しょうがない。地図を買うことにしょう。ちょうどここは草加駅だ。近くに2件の本屋があるはずと、中学生とツレをクルマに残して、まず高架下の本屋に行くが、なんと商店街全体がすべて…

4月1日の臨時ニュース

突然ですが、ここで臨時ニュースをお伝えします。 昨夜、内閣府の諮問機関である名称整合性サーベランス委員会が、秘密裏に会合を持ったもようです。 委員会のメンバーは明らかではありませんが、各界の著名人十数人によって構成されているようです。この委…