2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は『ウッドストック』の後編を観る。 やはりジャニス・ジョプリンとジミー・ヘンドリックスは圧巻だったなぁ。ウィキペディアによるとジミヘンはなんと16曲も演奏したという。たぶんメドレーで、ということなのだろうけど、スゴイ。 このジャニスとジ…
昨日は月着陸やウッドストックの時代を描いた映画『オーバー・ザ・ムーン』に触れたけれども、どうやら今週のNHK−BSの昼過ぎの映画プログラムは、その辺関連の映画をラインナップしているようだ。 月曜は『キリング・フィールド』、火曜が『グッドモーニン…
今日BSで放送された映画『オーバー・ザ・ムーン』を、ついタイトルに惹かれて観てしまった。時は1969年の夏、舞台はよくわからないがアメリカの片田舎で、あのロックフェス、ウッドストックの会場近く。 とある一家が、家財道具を満載した車を走らせて…
ある具体的なモノをどういう名前で表現するかは、慣例に従うのが普通だと思うけど、これはちょっといただけないなぁ。というのも数日前に「情報衛星発射成功!」などという報道を目にしたからだ。 おいおい「情報衛星」とか「情報収集衛星」とはなんとも変な…
やはり昨日の続き。 ちょっとだけ映画『頭上の脅威』を説明しておくと、1964年のフランス映画で、日本公開は翌65年。寄港直前の空母クレマンソーに特別な指令が下され、一足早く帰っていたパイロットも呼び戻され、洋上へと引返す。そして彼らは臨戦態…
中学時代にテレビで観た『頭上の脅威』という映画が、当時仲間うちで大評判になり、放送の時、テレビの前にテレコを置いて録音したりしていた。やっとカセットテープが普及しだした頃で、ビデオはおろかラジカセなんかもなかった時代だ。 もしそのときのテー…
前にも一度書いたことがあるかもしれないが、政治家のいう原発の「冷温停止」とはいったいなんじゃらほい。 それは本来、正常稼働していた原発のスイッチを切って、原子炉が冷えて運転がしっかりと停止している状態を示す言葉のはず。 それをメルトダウンど…
ニュートリノとやらが光速よりも早く飛んだという報道がある。それも一回ポッキリではなく、そうとうに精緻な実験を重ねた結果なのだという。 うーむ、これがほんとうだとすると、物理学の世界というか、宇宙像の成立基盤がどどどどどんとひっくり返るのでは…
昨日の朝日新聞夕刊に、ビクトル・エリセ監督に関する記事が掲載されていた。 『3.11 ア・センス・オブ・ホーム・フィルムズ』の中の一編である、彼の短編『アナ、3分』に流れる尺八に似た音楽が、タルコフスキーの『サクリファイス』で使われたものと…
久々にウディ・アレンの『スリーパー』を観た。ええっと何年ぶりだろうか。彼のデビュー作かそれに近い作品かと思っていたら、なんとこれが5作目とのこと。それにしてもこの計算されたハチャメチャぶりは、いったい何なのだろう。 政治家や宗教家に対して、…
沖縄近くを漂っていた台風15号は、高気圧が空けてくれた隙間から北上中。NHKも今夜は終夜放送とあいなったようだ。 そのテレビ画面の天気図といっしょに流れる音楽は、またもやキース・ジャレットである。大震災後の数日間、福島第1原発からの放射線と…
「散歩の途中に・・・」などとタイトルを付けておきながら、最近は長丁場の散歩に出掛けず、近くの公園や河川敷で済ませていた。 なので今日はちょっと遠くへ足を伸ばそうと思った。目的地の公園は、すでにこれから散歩をしようとする人でいっぱいだった。い…
今日のNHKはどういうわけか宇宙テンコ盛り状態である。そういえば昨日も子供向けの番組をやっていたね。 ということで、午後1時からずっと『コズミック・フロント』の再放送を、うたた寝しながら観ていた。 宇宙が泡状になっていたり、生物がいるかもし…
先日、NASAが次の有人用ロケットの概要を発表した(ようだ)。実際の発表資料には触れていないけれど、主要メディアの報道を見ると、なにやら悲しい気分になってくる。 なぜなら発表しておきながら、ほとんど内容なんてないも同然なんだから。 SLSと…
数日前にテレビでアラン・ドロン主演の『チェイサー』を観てしまった。 ほんとうはまったく観るつもりがなかったのだけど、タイトルバックのスタン・ゲッツのアルトについ引き込まれて、リモコンのスイッチが押せなかったからだ。 ちさて、その映画でまず驚…
ビクトル・エリセ監督が日本に来たことは知っていたけれど、どうしてなのかを今日の「クローズアップ現代」で知った。 3.11をきっかりに、やはり映画監督の河瀬直美さんが呼びかけ人となり、21人の監督によって製作された、ひとり3分11秒の作品のア…
遅ればせながら、佐々木譲さんの『密売人』を昨夜、というか今朝読了。 大いに楽しんだ。なにせ明日まで結末を待てずに、午前3時まで一気に読んでしまったのだから。 道警シリーズの中では『笑う警官』に匹敵するのではないか(個人的感想です)。 まず最初…
少し前の「とおりすがり」さんのコメントをきっかけに、谷川俊太郎さんの詩集を手に取った。 なんて書くと「ええっ、オマエが詩集だって・・」という声が聞こえそうで、事実、そう書いた本人が「ええっ、オレが詩集だって・・」と思っているのだ。 そう私は…
夕方、荒川土手を散歩すると東の空にまんまるお月さん。 そうか、今日は中秋の名月か。ちょっと気候的には暑くてじめじめしているけど、緑色の鉄橋の上にぽっかりと浮かんで、川面に銀色の光をてらてらと落としている月は、まさに秋の風情。 見れば堤の上に…
ツレが池上彰さんのファンなので、彼の番組をボーッと観ることが多い。 でも確か池上さんは、テレビ出演を止めて、取材活動に専念するっていってた気がするんだけど。 その池上さんの解説っていうのが、そこそこいい線をいっているというか、微妙な線をうま…
最近テレビで、山口百恵の最後のシングル曲「さよならの向こう側」を聴く機会が多い。なぜかといえば、旭化成のCMで別の人が歌うバージョンが放送されているからだ。 でも、かの「イヒ」を標榜している旭化成ともあろう会社が、この歌詞をそのままCMに使…
アメリカのテレビドラマ「ER」のDVDを、第1から第4シーズンまでまとめ買いしてしまった。テレビ放映を途中から見出したのだけれど、いったいどのシーズンからかはわからない。でも第4ぐらいまできっと未見だろう、と考えたわけだ。まあ、調べればわ…
テレビのスイッチを入れたら、『スタジオパークからこんにちは』でやせた男性が青山さんや近田さんとしゃべっている。誰だろうと思っていると、どうやらドラマ『おひさま』の音楽担当のようす、で、あんまり気にもせずに観ていると、なんとその男性は解散時…
ネット広告の「私の家って、意外と高いかも・・・」などというキャッチコピーに、思わず高いのはベクレル値だと勘違いしてしまった。もちろん高いというのは不動産価格のことで、売却をお考えの方はぜひ価格査定をしてみたら、とのお誘い広告なんだけどね。 …
ちょっとわけあって、ちょっと難しい文体なんぞに触れてみたいと本棚を見渡すと、ほとんど忘れていた『近世対外関係史論』なる本を見つけた。 教職課程の「日本史」の教科書だったはずだ。そう、日本史っていってもそのホンのひとカケラを勉強するだけで、も…
『鶴瓶の家族に乾杯』に沖縄の彫刻家、金城実さんが出るということで、勇んでテレビの前に座ったけれど、残念ながら、この番組の中では彼らしい発言はまったくなかった。NHKの取材っていうのは、信じられないくらい長くカメラを回しているから、当然「彼…
ビクトル・エリセが日本に、というか奈良にやってくるのですね。彼はいまスペインで何をしているのだろうか。 考えてみれば、私たちは彼がちゃんと完成させた作品をほぼ観てはいないことになるのだ。 『挑戦』は共作だから当然3分の1だし、『ミツバチのさ…
ロシア版の『戦争と平和』がIVCから半額で出ていたので、今度はしっかりといにしえのSF映画とまとめてドンっと買ってしまった。 『戦争と平和』は、めちゃくちゃ長くて、時間が有り余っている人しか観ることのできないけれど、やっぱり人生の辻褄を合わ…
「1980年、すでに人類は地球防衛組織シャドーを結成していた。シャドーの本部はイギリスのとある映画会社の地下深く秘密裏に作られ、沈着冷静なストレイカー最高司令長官のもと、日夜謎の円盤UFO・・・」ええっと何だったっけ。 もちろんこのナレーシ…
またまたDVDで映画を観た。今度はあの『第9地区』。 いろいろと話題になっていたから、まあそれなり期待していたけど、これはそれ以上、かなりいい線ではあるまいか。 DVDの冒頭で人間を選ぶかエイリアンを選ぶかといった画面がユカイで、あとが楽し…