2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

野外上映会の夜

空の青色が濃くなる。それに朱色が混じっていく。蝉の声が静かになり、ちいさな風がふと木々を揺らす。 みんなが小学校の校庭に集まってきた。映画が始まるまでには、まだ時間があるが家にいるよりも、外にいた方が気持ちがいい。早めの夕食を簡単に済ますと…

空気を読んでの価格変更、ですか。

実家の駅近くの駐輪場で、なかなかの名前を発見。うーむ、いやいやあえてコメントは避けよう。ちなみに隣はホワイト駐輪場だという。 さて、ここで問題です。空気を読んだのか。どうやらここは価格の変更をしたようです。それは果たして値下げでしょうか。そ…

サックスの渋み

てなことで、今回はサックスの4枚です。超有名盤ですが、お許しを。 ●SAXOPHONE COLOSSUS/1956/SONNY ROLLINS ソニー・ロリンズの1枚といえば、これしかありません。誤解を恐れずにいえば、コルトレーンがニュー・ミュ…

朝日のNYを刑事がIVでカッポって

またまたピアニストがリーダーの三枚をご紹介。 ★TIME OUT THE DAVE BRUBECK QUARTET こちらはリーダーがピアニストですが、演奏のメインはサックスのポール・デスモンドです、っていってもいいかなぁ。三曲目のテイクファイブはきっとどこかで聞いた…

『第2会議室にて』46

2008年8月19日② 福田は石原といっしょに仕事をしたことはないが、入社当時はアドバイスをもらったことがあった。福田は広告業界から転職してきたので、同じようにページ物を作るにしても、仕事の進め方がかなり違っていた。福田が所属することになったモータ…

『第2会議室にて』45

2008年8月19日① 委員長の中西信也が、2階にいる福田和彦のところまでやってきて、彼に声を掛けた。福田は慣れない数字と格闘していた。それは自動車の販売団体のホームページにアクセスしていて、過去一年回の売り上げ台数から、ミニバンだけを選んでまとめ…

天空の段々畑

こういった雲を、静岡の茶畑あたりをバックに撮ると、少しは面白いのだけど、ハイ、修行が足りません。

変わってないのも、変わってる。

誕生日だから、ということではないのだけれど、なぜか小生の誕生日に学生時代の仲間が集まった。三ヶ月ぶりくらいのヤツもいれば、三十年ぶりぐらいの人もいて、それでも昨日別れて、今日また会ったかのように会話が始まる。 そして二次会は男子だけの5人グ…

 甘美な記憶の再生

誕生日ということで、ケーキをいただいた。もちろんツレにである。 しかしながら小生は、ここんところ甘いものに興味をなくしていたのだ。 というのも、実をいうと、遥かなる甘美な甘味の思い出ゆえに、某日某所、とある機会を得て、チョコレートパフェを、…

ゲット・バッグ

誕生日だということで、バッグをいただきました。 ハイ、今まで出かけたときなどは、そういった売り場を通りかかると、テキが「ねえ、買い替えなさいよ」と、小生の下げているズタボロバッグを指さしていうのでしたが、「いらん」の一言で撤退せざるを得なか…

今は獅子座のアナタに夢中よ。

誕生日(ホントは一日早いけど)ということで、寿司をご馳走になりました。 それも、いろいろと目が眩むようなお店。 おまかせコースで、目の前で次々と握られるのですが、ふだんは小食のツレも、とつぜんオーバーテイクボタンを押してしまったのか、出された…

今夜はキーボード三枚、じゃなくて三昧。

またまたキーボード系を三枚ほどご紹介します。と書いて思ったのだけど、このアルバムを一枚二枚って数えることもなくなる時代に入っているのかなぁ、なんて。 閑話休題、またまた超有名盤が二枚の、ややマニアックが一枚です。ご賞味アレ。 ★THE SCE…

同じピアノでも、こんなに違う。

めっちゃひさしぶりに音楽のことを書いてみようと思います。でもこれって昨夜の坂本龍一と山下洋輔のジャズ番組に影響ではありませんから、ハイ。 調べてみると、遥か昔にジャズアルバムの推薦盤の紹介を二回だけ書き込んだことがありました、今回はその続か…

給水槽、かな。

特に写真に意味はありません。 こんな写真もたまにはアップしてもいいかなって思ったのです。 いえいえ、埋め草では・・・・、決してありません。

街角の古地図

街を歩いていて、フェンスや壁に打ち付けたお手製の地図を見かけることがある。一般的には何んという名前なのだろうか。一度だけだが、この地図を持ち歩いて「営業」しているオジさんを見たことがある。それで判断すると、街の商店などを目立たせて表示する…

出戻りSFファンのためらい

そして話は昨日の続きっぽくなります。あっ、昨日の書き込みにいつもどおり間違いがあったので、書き直しと追加をしておきました。 で、そう昨日の続き。 「創元SF短編賞贈呈式+トークイベント」が青山の青山ブックセンターで開催されるというので、8月…

出戻りSFファンの驚き

『量子回廊 −年刊日本SF傑作選−』大森望・日下三蔵 (東京創元社) 2009年の傑作SFを集めた一冊だという。で、ひさしぶりにSFなるものを読んでみて、これが驚いた。自分のSF感とはかなり違った作品が、ずらりと並んでいるのだ。しかししばらくする…

光の乱舞

天からのスポットライトが差し込んだ空には、しばらくすると、縦方向に揺れて光る雲のようなモノがポッカリと、周辺には何もない空間に現れた。それは少しずつ動いていて、人の歩みに見えなくもない。その日はまた25年前の夕刻に、日航機が消えていった日…

太陽のスポットライト

夕方近く、西に傾きつつある太陽から、南側に向けて放たれた一条のスポットライト。 光に照らされた白く低い雲の上には、はたしてどんな・・・・・。

『第2会議室にて』44

2008年7月31日⑪ 「で、実際に太田チャンの持っている情報って、どんなものなんだい」 村上悟は、ややうつむきかげんになってしまった太田章の顔を見ながら、楽しげにいった。 「もしここで全部話してしまったら、僕は明日会社を首になります・・・」 太田は…

365分の1

どうやらこのブログを立ち上げて一年経ったようだ。しかしまあそれも365回目だか366回目というだけで、大した意味は、たぶんないだろう。 とにかくこの機会を捉えて、このブログに来てくれている人に、ありがとう、といいたい。 最初はタイトル通りに…

街角のキャンバス

だけど、絵の具は白と黒だけ。

『ミツバチのささやき』をささやく04

朝。シルエットだった建物に光が当たり、やがてそれが学校であることがわかる。低学年の子どもたちがその建物に次々と入っていく。最後にアナとイザベルらしい二人が登校して、二階から旗が出される。スペインの国旗。 子どもたちは算数の足し算の歌を歌う。…

花火は今年も花開く

昨日の8月7日、「いたばし花火大会」と「戸田橋花火大会」が同時開催されました。この花火大会では、荒川の両岸で約1万1000発もの花火が打ち上げられます。 もともとかなり昔に県境の策定に難儀したことがあって、どうにかそれが確定したことのお祝い…

『ミツバチのささやき』をささやく・補B

1.2.3のまとめの補足と訂正 一部繰り返しになりますが。 前回の書き込みで、この映画は「内部」に進む側面を持っている、と書いた。それは導入部で、映画のイラストを拡大して本編が始まることで、これが映画であることを「自己確認」している内部性、…

ドン・キホーテが飛び出してきた。

『小説世界のロビンソン』(小林信彦) かなり以前にこのブログで紹介していながら、やっと先日読み終えることができた。いやいや氏の知識というか、想像力というか、そういったものの豊穣さを、いまさらながらに感じさせる一冊ではあった。特に世の名作群を…

テレビで観てはいけない映画

『庭から昇ったロケット雲』 前から関心のある映画だったので、民放地上波で放映することを知って、よせばいいについ観てしまった。日本語吹き替えだし、かなりカットされている短縮版だろうということはわかっていたのに。 いやはや正直ガッカリであった。…

クルマに関するエトセトラ08

本日もまたイグニッション・オフ で、フォルクスワーゲンならボーラかパサートかどちらか、ということになったのだけれど、でそのどっちにするかということは両車の価格表を広げて、一瞬で決まった。つまりボーラとパサートとの価格差がほとんどなかったのだ…

「熱海の捜査官」を走査すると。

テレビ朝日系の深夜ドラマ「熱海の捜査官」に期待である。 といっても、他の人と同じようにこれは「時効警察」に続く期待感ではある。そもそもテレ朝の番宣自体で、「時効警察」のスタッフによる、などとアナウンスしているんだから、しかたない。時効という…

いつもより赤くしています。

夕焼け空は、日曜日も休まず営業中です。 ★実家に出掛けたときに、空をパチリ。左上のなにやら長細いものが写っているけど、何だろう。同じ方向を同じ時間に何枚か撮ったけど、そちらには何もない。