2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

いつもの交差点、広角バージョン

ミニチュア風写真、ついでのついでに三枚目。いえいえ埋め草などでは、決して……。二枚目の広角版です。

いつもの交差点

ミニチュア風写真、二枚目。埋め草ではありません。いえ、決して。

ウチの箱庭

突然ですが、ミニチュアモード実験。 ドラマ「シャーロック」のタイトルを思い出しつつ。

土星を食す夕べ

そんなサージェントな日々(意味不明)の頃か、あるいは少し前に、小説のようなものを大学ノートに徹夜で綴ったことがある。その舞台もまた上野公園、というか上野の国立科学博物館だった。考えれてみればその公園の周辺に並び立つ多くの建物の中で、当時入っ…

なかなか近代美術館に入れない。

さて、その1975年の英国肖像画展なのだが、前に書いたように私はサージェントの絵を観たくて出掛けたようだ。そう思うのは、ひさしぶりに広げた図録に、彼の絵があったからだ。しかし実はそこに載っていることも失念していたのだ。 しかしベーコンの絵のこと…

レムファンの皆さん、ごめんなさい。

[お知らせ] 突然ですが、お知らせです。 SFサイトのアニマ・ソラリスに私のインタビュー記事が掲載されました。あいかわらず「惑星ソラリス」について、明後日の方向でしゃべっています。 インタビューの途中で、こちらのパソコンが崩壊するなどなど、い…

東京、その希望と幻想

さて、昨日は最後のあたりで、東京という言葉に属性について少し書いてみたけれど、ほとんど意味不明だったに違いない。 なので、今日はそのへんを補足する。 1975年の東京展というのは、日本美術展覧会、つまり日展へのアンチテーゼだった、としておくとわ…

からっ風に舞うもの

さて、数日前にフランシス・ベーコン展に行って、入り口で救急車を見掛けたまま、その先には進まず、昔々に一枚の彼の絵を観たことを思い出し、さらに当時のことをぼんやりと振り返って、まだ現代に戻ろうとはしない、まさに居酒屋のいやなオジサン状態では…

好奇心を出迎える恐竜

そしてやはり1975年の上野公園には、その時代のトレンドを表現した、といってもいいだろう新しい東京都美術館があった。近づくが一瞬どこが入り口かわからない。それは昨日書いたように、エントランスの構造が階段を下りるカタチを取っているからだ。しかし…

階段の精神構造

昨日、1975年の上野のことを書いてたら、記憶がぽつりぽつりと甦ってくる。 たしかその年に東京都美術館の建て替えが終わった。新しい美術館が古い美術館の隣に作られたから、今ならその両方を見ることができるはずだ。私はそこに行くことにした。というのも…

絵を描くフランシス・ベーコン

前には消防車が一台、赤色灯を点滅されている。人の動きはない。すぐ近くで子どもを抱いた男親が、息子よりも興味深く見ている。 近づくとロータリーには救急車も停まっていて、担架で病人かけが人を運び入れている。その手前を機動隊のカマボコが通る。何が…

結局のツーショット

でもって、宮内さんの連れ去られ先を眺めてみると、なんとそこはジョー・ホールドマンさんご夫妻たちが鎮座される一角なのだった。でも、髪の毛の色とか、けっこう違和感なく交じっている。英語堪能だし。 ということで、やれやれこれで一安心とまたよもやま…

SF大賞作家、ラチられる。

はるこん打ち上げ会場は、埼京線ガード下モールの奥の方。そこにたどり着くまで、オシャレな店とそうでない店がかなりの数立ち並ぶ。へぇ、こんなことになっているとは! 恐るべし武蔵浦和。 店ではスタッフから短編賞関係者は固まらないでね、と指示される…

武蔵浦和の流浪の民

はるこんが終わって、とりあえずお茶でも、と茶店探しの旅に出る、しかし日曜の夕刻とあって、創元短編関係者様御一行、酉島さま、オキシさま、宮内さま、理山さま、編集の石亀さま、そしてオマケの私の合計六人を、ひとっ処に収容する店はなかなか見つから…

十一人いる!

さて、はるこんもオーラス、クロージングの時間ですよ、奥さん。 ということで、その会場に入ると、やっと太陽系チームの謎が解けた。初日の参加申し込みのとき、一枚ずつ惑星やら何やらの名前とイラスト付きのカードが渡されていて、何か買ったり、何かやっ…

同じようでまったく違います。

そして二日目、午後の二時半からは「SFアンソロジーの部屋」に参加。午前中の疲労を癒しに、星雲賞候補の皆さんもここに参集する。 部屋に入ってすぐにところには本日の参考資料が置いてあって、昨年から今年にかけてのSFアンソロジー本が列記されている…

お土産たくさん、視線付き。

それでもって、私がはるこん初日に購入した、ゆきあってしあさってのお土産BOXがこれ。といっても、倉田さんの・・・・ええと、なんというが風車みたいな、レターセットのような、影絵ぽいのを入れ忘れたので、それはまた今度。 しかし、荷解き作業のとき…

小箱にひそみし魔界の印

で、青年が苦労義経して、どうにかこうにか箱をこじ開けると、ハラホロヒロハレといろんなものが飛び出してくるのだった。 それはまるでクチャクチャの紙切れとか、シュレッターでコッパみじん切りになったなんかの切れ端とかで、一瞬だけ青年の顔は蒼白とな…

ファン襲来す

さて、はるこん、ディラーズルームのゆきあってしあっさての売り場の前でたたずむ青年ひとり。おじさんがまたズーズーしくも近づくと、彼いわく、「ここっていつも売る人がいないんですよ」とのこと。もしかして何度もここに通ったのではあるまじろ。 そうい…

花付き埋め草

とりあえず、これでごまかす。

青年はそこに立つ

ということで、空き時間ができたので、さっそく昨日見つけてたラーメン村みたいなところに出掛ける。ここはラーメン店が四店(だっけ)ほど一か所に集まって営業している、ただそれだけのところなのだが、まあ店をその場でチョイスできるというのは、よかった…

芸なし会員に視線集中

さて、「星雲賞に清き一票を!」では他にもいろいろとタメになる話を聞いたけど、もったいないのでこのくらいにして、次なるコマは「円城塔に聞く〜芥川賞と日本SF大賞」なのである。 部屋は同じなのでこのまま待機。でも円城さんや司会の大森望さんがやっ…

モモンジ発想は釣瓶の雪下ろし

しかし、もう二週間もたっているんだから、いいかげん書いているほうも忘れてきている、ということで、まったりつつもはしょりながらの、はるこん報告は続くよどこまでも。おっととと、夏がドアを開けて、まいどっていってる。暑い。 残念ながら、星雲賞の候…

壮絶バトルの期待高まる会場から

そしてまたまったりとはるこん報告が続く、って、ほぼ報告にはなっていないのですが……。 イベント二日目の4月28日はやや早めに武蔵浦和に到達。というのも、今回参加しようと思ったきっかけのイベントが、午前10時から始まるのだ。 タイトルは「星雲賞…

知性と腕の運動に

超まったりとした、はるこん報告の途中ですが、臨時ニュースをお一つ。 たまたまアマゾンを徘徊していて、洋書なんだけど、tarkovsky Films,Stills,Polaroids&Writingsというのを発見。どうやら昨年開催されたタルコフスキー生誕80周年回顧展の図録的なもの…

浦和、ただいま増量中

ということで、しっかり日が暮れたはるこん会場の武蔵浦和から、石亀先生と古市先生に引率された一行は、パーティ会場へとがやがやぞろぞろと移動。 途中、日下さんが、どこか立ち食い蕎麦が食べられるトコないのかなぁ、とつぶやいたので、駅構内の武蔵野線…

夕陽の曠野

というわけで、最終選考会のエアロック、じゃなくて幕は閉じられる。あとには死屍累々たる……曠野があるばかり、と、そのあとで、小浜さんが、どなたか応募された方で、会場にいらしている方はいらっしゃいますか、という意味のことをいったら、そこここから…

うーむの中に消えていく。

SF短編賞の選考会はいよいよ佳境に。しばしの休憩をはさんで、どの作品を正賞とするか、優秀賞はどうするのか、個人賞はどれにするのか、といった展開なのだが、前半の活発さとまったく違って、それぞれの選考委員の口は重くなってしまう。ちょっとした一…

胸の中のドラムロール

SF短編賞の選考会も、残りの作品が数点になってくると、実際には流れていないドラムロールが、参加者の心臓によって、高らかに打ち鳴らされているのではないか、という否が応でも緊迫した状況。 今回の最終選考に残ったもう一人の知り合いである高槻真樹さ…

エアロックは閉じられた。

そして選考会は続く。 まるで成績の悪い順に、名前を呼ばれて答案用紙を返される教室のようだ。でもそれぞれの作品に対する論評は、とても参考になる。これで、その作品がどこがどうかのか確認できればいいのだけれど。まあ、しょうがない。 Cばかりだった…