2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

散歩の途中の半世紀前の記憶

そんなことを思いつつの散歩の帰路、横道をあみだくじ的につたって歩いていくと、目前には軽トラックを改造した魚屋さん。 そういえばこのお店、この時刻、このあたりでよく見かける。ただ今日は誰もお客がいない。いつもはオバサン連中が井戸端会議の臨時代…

ATMの稼ぎどき

夕方ぶらりと銀行のATMに振込みを兼ねての散歩。しかし振込み料金が何件かまで無料だったが、昨年とつぜん廃止されたので、ATMを操作するために、いやーな気分になる。例えば今回の270円を、わがトラの子の預金たちが稼ぐのにはいったい何万年掛か…

レモン味の握り飯

法事に向かうために、珍しく埼京線を北上の途中、四割がたの空いた車内に高校生とおぼしき男の子が乗り込んできて、目の前に座る。 彼はやわらコンビニ袋から握り飯(海苔パリパリタイプ)を取り出し、包装を剥がし始めてから手を止めて、今度は何かの液体の…

本日の新聞から その九

そしてまた福島第一原発から逃げた人たちを擁護する意見も散見させる。こちら側にはかなり明瞭な意図がいろいろと見え隠れするけれど、面倒くさいので、その点にいちいち言及するのは止めておく。 そこに残れば何かできたのではないか、との論点もまたあとか…

本日の新聞から その八

つまり問題にすべきは、九割の第一原発の所員が逃げ出したことにあるのではなく、逃げ出さなくてはならないようなものの存在にこそあるのだ。 ここでこれをちゃんと説明しておくと、まず逃げ出したことを非難する言説が存在している。これもまたまっとうな意…

本日の新聞から その七

昨日付けの書き込みを読んで、またまた書き間違えを発見した。まあ、よくあることなのだが、書き直そうとして自分が想定したであろう意味が再生できない。で、まあ適当に直しておいたのだけれど。こういったことはちょっと珍しい。 てなことを前ふりにして、…

本日の新聞から その六

さて、くだんの記事には東京電力福島第一原子力発電所の所員の九割が、職場を離れて、第二原発に移動したと書いている。その理由として現場の混乱と伝言ゲーム的な指示な伝わり方の不手際が挙げられているが、所員を第一原発から離れさせた基本的な要因は死…

本日の新聞から その五

さて、朝日の記事のチャイナシンドロームのことばかり書いてきたけれど、あのシシリーズの最初の回を読んで一番驚いたのは、事故後に九割の所員が第一原発から勝手に避難したこと。 はて、この事態をいったいどう捉えたらいいのだろうか。 自分などは昔から…

本日の新聞から その四

さて、またくどいようだが、朝日新聞の記事には、こうあった。 「炉心が溶けてチャイナシンドロームになる」 チャイナシンドロームとは高温で溶けてどろどろになった核燃料が鋼鉄製の格納容器に穴を開けることで、全てを溶かして地球の裏側へ進む架空の事故…

本日の新聞から その三

で、英文のwikiで調べてみると、チャイナシンドロームが映画由来の言葉ではないことが、しっかりわかります。 日本語を信用しないで、英文を頼るなんて、なんだかなぁ、とお思いかもしれませんが、英文の方には、どんな学者が使い出し、それに別の学者が引用…

本日の新聞から その二

さて、昨日の朝日新聞の福島第一原発の記事、第一から逃げちゃった人々の話から本日はドライベントに話は移っているようだが、こちらではあいにく、相も変わらぬ昨日の突っ込みの続き。第二に行ってしまった人たちのことは機会があればぜひ触れてみたいけど…

本日の新聞から その一

朝日新聞の本誌とネット媒体をクロスするカタチで本日から始まった、東京電力福島第一原発の事故当時の所長吉田さんの証言を中心とする特集は、たいへんな力作のようで、事実がいかに大きな説得力を持つかをまざまざと感じさせてくれる。 ということを前提に…

季節の草花 その三十六

そしてタンポポである。そう、あのタンボボである。 今、ひと吹きの風によって、いくつもの種が宙を舞い、さらに高い場所を求めてか、旅立っていく。あとは何もいうことはない、としておこう。

季節の草花 その三十五

例えばこのキショウブだが、生命力が強く、よく似たカキツバタを駆逐していくのだという。

季節の草花 その三十四

それは知性などといったものではなく、基本的な考え方や物事の理解の仕方といったことなのだが、それでも信じがたいことが、信じがたいほど起こってしまっていて、それもしんどいことに知性の名のもとに、少なくともそういうものを持っていると思っている方…

季節の草花 その三十三

さらに時の過ぎるのをそのままにしていると、何やらその狭い範囲のことと同じように、息苦しいことがさらに一般化していくのを感じ、それで逆にその当初の違和感の意味を理解といった体で……。

季節の草花 その三十二

さらにそのささやかなたくらみは、なんとも狭い範囲に関することで、ほぼすべての人が理解の外にあろうことは明白であるので……。

季節の草花 その三十一

でもそうありながらも、そのたくらみをこのようにほのめかしてしまえば、結局は何のたくらみにもならず……。

季節の草花 その三十

実は重くしっかりと沈みこんでいるだけで、それをなるべく気にしないようにしながら、何の関係もない花を呈しているだけなのかもしれないのだが、最初のたくらみ自体はまだ残っているわけで……。

季節の草花 その二十九

さらにはいったい何を思っていたのかさえ、忘れつつあるような気もするのだが……。

季節の草花 その二十八

そこそこ簡単ではあるが、実をいうと少し結末にとある仕掛けを組み込もうとしていたのだが……。

季節の草花 その二十七

さりとて花の話を続けるのも、その名前を調べるのも……。

季節の草花 その二十六

日々を埋めればそれでいいというわけではないが……。

季節の草花 その二十五

ということを書いたら、撮った写真の中にヘビイチゴの実らしいのも入っていた。昨日の写真とは別の場所だったけれど、葉っぱもほぼ同じ。あの白い花がこうして赤い実になるというのも、なんとも不思議。 しかしさらに何とも不思議なのはこのネーミング。どこ…

季節の草花 その二十四

この可憐な白い花の名前、何だかわかりますか。 かくいう私はまったくわからないなぁ、と思いつつも、記憶のひだのかすかに残りカスみたいなものに、なぜかこの花と蛇いちごという言葉が混じっていることに気づいたのでした。 で、検索してみるとありました…

季節の草花 その二十三

スズランよ、と聞いて、そうかこれがスズランか、それにしても小さな花だ、と思った。 その華麗な姿に似合わずか、いやそれこそ似合うのかどうかはわからないが、なかなかの毒をお持ちのようで、そのせいなのか、なぜか触ることを拒絶しているようにも見える…

季節の草花 その二十二

もちろん名前はあるに違いない。でも名札もなく、手入れもそれほどされていないその赤く咲く花の名前を私は知らない。 名前や名詞、代名詞は、代名詞という言葉がよくそのように用いられているように、そのものの属性を規定する場合に使われる。それは極めて…

季節の草花 その二十一

タンポポだとばかり思っていたら、どうやらこれキンセンカらしい。漢字では金盞花と書く。 花壇に咲いていたけれど、タンポポと考えて摘んでしまった人がいるかもしれない。キンセンカとしてはいい迷惑だ、そんなポピュラーな花といっしょにしないでくれとい…

季節の草花 その二十

ところで昨日の小麦仙翁、またの名をビスカリアだが、公園の名札にはコムギ草とあった。でもそれを画像検索しても、ただ麦に似た草が出てくるばかり。 しかしそれってどこかで見憶えが……。そうそう、まいどまいどの「惑星ソラリス」の地上の居間や「ノスタル…

季節の草花 その十九

さてこのビスカリア、別名はコムギセンノウともいって漢字では小麦仙翁と書くそうだ。 「仙翁」……なんとも憧れる文字ではある。 もちろんこの花、在来種ではない。というか公園は外来種だらけで、すでに日本の四季を楽しむ、なんぞという言葉はすでに詐称と…