2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は明日の昨日ではなくて。

ホントは現在、一日の午前一時二十分。 さっき地震があったと思ったら、また少し前に揺れた。今のはちゃんと揺れる前、ほんの数秒前に、一瞬だけ「あれ?」と感じていた。でもまわりを見回しても何も揺れてはいない。気のせいか、と思った瞬間にカタッと来た…

彼女はノボリを高く掲げて

さて、しつこくも会田誠展の続き。 彼には有名な戦争画RETURNSという連作シリーズがあって、何日か前に紹介したように、ニューヨークを零戦が爆撃したり、かつての激戦地の島々をパック旅行のパンフで表現したり、あるいはアクロポリスと原爆ドームを…

シャーロックとおんなじ

「シャーロック」を観てから風呂に入ったので、とんでもない時間になってしまった。なので、ということでもないけれど、本日、会田誠展の感想文はお休み。 今日観たのは、「シャーロック」の第一シーズンの最後の第三話。冒頭はなぜかベラルーシにいるシャー…

「殺すな」から「殺す」へのあいだに

本日も会田誠展の感想文の続き。 「殺す」はLEDチーブなどで、ただ殺すという字を筆記体風に組み上げたオブジェのような作品で、天井からぶら下げられている。 しかし当日はこれを目撃した記憶がない。でも図録の会場写真には写っていたので、あったこと…

臨時パイロットの憂愁

結局のところ、会田誠展でいちばん印象に残った作品は「イマジン」だったのかもしれない。 白い紙にはかなりゆがんだ四角が四つ。その手前に開いた一辺を下にしたコという字のようなカタチがふたつ、その右側にだけ人型の上半身。 つまりコのカタチは椅子で…

近づけない記念碑

ちょっと古くなったので、ストロベリー食べナイト、といいながら、他の番組のもろもろを諦めて、フジテレビにチャンネルを合わせて観た「ストロベリー・ナイト」。ありゃいったいなんなんだ。 そしてまた続く会田誠展感想文。 「題知らず」は、アクロポリス…

灰色の山の、キミもひとり、か。

うーん、酔っ払ってゴロンと横になったら、「タモリ倶楽部」を見過ごしてしまった。うむ、酒に弱くなったものだ。ただコストパフォーマンス的にはイイか。起き出すと「まほろ駅前番外地」が映っているテレビの前のソファには、やはり見過ごしたまま寝ている…

描いたものは描かれてはいなかった。

さてそれでは会田誠展の続き。 あのテレビ番組の「ぶらぶら美術館」を観てて、あっそうだったのかと思ったのは、この前に書いた「紐育空爆之図」と、それから「電信柱、カラス、その他」だった。 実際にツレと観て回ったときは、ただスゴイ絵だなぁと純朴に…

あおき、みずくさ、ひぐちいちよう

今日は会田誠展をちょっと脇に置いて、また別の話。 深夜、ツレが観たいというので、テレビの「恋する一葉」という番組に付き合った。一葉というのは樋口一葉のことで、彼女をモデルにした芝居を大学の演劇科の女の子たちが演じるまでを、ドキュメントタッチ…

憤怒としてのゼロファイター

そして火曜日、いつものようにBS日テレの「ぶらぶら美術館」にチャンネルを合わせると、今回はなんと会田誠展の特集ではあった。 その中で「紐育空爆之図」の下地に日本経済新聞が使われていることを知る。つまりここでも印刷物にある意味合いを持たせてい…

いまだ息づく廃墟へのつぶやき

その会田作品は「モニュメント・フォー・ナッシングⅣ」というタイトルが付けられている。同じタイトルの作品群があるが、これはその最新作で、展示する場で「作る」ということ以外にこれといったコンセプトの類似は一見したところない、などとエラソーに書い…

意味としての印刷ぶつ

もちろんあくまでシロウトの感想だけれども、会田さんの作品の手法のひとつは意味のかけ合わせがあると思う。それもものの見事に異質なもの、合わさってはいけないもの、合わさりえないものを合わせるときの軋みの音のようなもの、あるいはミスマッチから滴…

チラシで花を咲かせましょう。

しかしどうにかこうにかエレベーターを降りて、森美術館の入り口らしいところにたどり着いた。 ホールの天井からは巨大な赤提灯が垂れ下がっている。これも会田作品でタイトルは「心」。居酒屋へ入る気分で、といったところかな。それをかすめつつエスカレー…

天才への道はケワシイ。

はい、なんとなく六本木ヒルズは苦手である。真ん中のでっかい建物を中心にして、その同心円状にいろんなものがポコポコとくっついている。しかもその同心円がよく途中で途切れていたり、カタチを変えているのだ。 それに比べると、いろんなものがミルフィー…

天才も忘れたころにやってくる。

ツイッターでもつぶやいたように、本日「会田誠展」に行ってきました。いやはや、彼の天才ぶりは驚愕モノ。やはり本人がそういっているだけのことはあります。 今日はおまけにツレもついてきたので、いろいろと説明しつつ回ったのだけれど、それがまた「勉強…

目覚めよ、と天使のつぶやき

某日、図書館の閲覧席は、ややさみしい程度にぽつりぽつりと埋まっている。静かな静かな午後。 アレ、何かが聞こえる。 クォー、クォー、クォー、クォー。 かなり離れた場所。席は一人ひとり適度に囲われていて、隣の手元も見えない。もちろんその日は前後左…

雪だるま出没せず。

散歩をする。凍った雪に滑らないようにヒョコヒョコ歩く。そんなタイトルのサリンジャーの作品があったような。 昨日はツレが外に出たがったので、ほんの10分ほど公園を歩いた。キャッキャいって誰も踏み入れていない雪の原っぱを行く。そのあとをブルブル…

一日遅れの雪

深夜の雨はいつのまにか雪に変わったらしい。昨日は昼間から酒を飲んだせいで、夕方にひと眠りした。そのせいで深夜ちゃんと眠ろうとしても、なかなか寝付けない。ただ窓の向こうの雨音を聴きながら、いつの間にか意識も闇に包まれていた。 そして遅い朝、少…

切手を買う少年の顔

小説『海炭市叙景』のことを調べたくてネット検索したら、ズラリと並ぶのは映画の方ばかり。映像メディアの力の強さというか、文字メディアの弱さというべきか。 映画を観たことが小説を読むきっかけになればとも思う。だけどやはり映像の印象ってとても強く…

偶然の1963年

ツイッターにもチラリと書いたけど、昨日、外出から戻ると、夏堀正元さんの『幻の北海道共和国』が届いていた。で、開くと徳間康快さんに向けたサイン入り。ただ単に郵送しただけなのかもしれないけど。 そして夜、なんとなくジブリの「コクリコ坂から」を観…

年末はピンク色?

しつこく話題にしていたピンクのクラウンだけど、某マスコミによると今年の年末にはリリースされるという。どこがソースなのだろう。少なくともプレスリリースにはないよね。 こんなに短いのなら、ツイッターで書けるだろ、って、はいその通りです。追記:12…

看板は「恋は水色」

所用の夜の帰り道、音楽を流しながら走るクルマが目の前で停まった。灯油の販売車らしく、すぐにどこかの社宅のご婦人がポリタンクを持って現れる。停車すると音は少し小さくなったけど、それでも流れている。 少し歩くとさっきまでと同じ曲がまるで輪唱でも…

アバウトなキャプション

今年に入って、毎日一枚ずつ文章とは関係のない写真をアップしているので、今日はその超簡単なキャプションを。[元旦] ▼かなり昔に撮った風景。某マンションから北西の方向の夕暮れ。下に埼京線の列車が微かに見える、ってどこで撮影したかバレバレだね。[二…

タダ漏れご託宣

これまた某すしチェーン店の広告費一億五千万マグロとは打って変って、マスコミは東京オリンピック招致宣伝にいそしんでいる。数日前に別のところでつぶやいたけど、今日もニュースはオリンピック招致の話題でもりだくさんなのだ。 ETVの2355を観て、…

十年目にして初めてで、そして最後、かな。

ここに住んで十年になる。住所は板橋区なので、とうぜん板橋区民なのだけれど、いままで板橋区立の図書館に行ったことはなかった。というのも、北区の小さな図書館の方が近いからだ。こちらだと歩いて十分ちょっと。だけど板橋区の一番近い図書館までは二十…

マグロの教訓

大間のマグロが初競りで一億五千万円の価格が付いたことが、マスコミを賑わしていた。ネットで確認しただけなので、明確な報道内容の違いはわからないが、取り上げ方に若干の違いがあったようだ。 この高額な初競りの話題は今年だけでなく、たしか昨年もあっ…

ええっ、それ繋がりかよ。

ブログにある広告の話ばかりで申し訳ないが、今日ここを開いて載っかっていたのは、どうやらパチンコの広告。 その業界にはまったく疎いのでそれがゲームなのか、実際の店でやるものかどうかもわからない。そもそも生涯でパチンコをやったのはせいぜいが五回…

疾走するピンク色

この前、ピンク色のクラウンのネット広告のことをチラリと書いた。そのときはまだテレビコマーシャルを見ていなかったので、どんな展開なのかわかっていなかったのだけど、CMではそのピンク色のクラウンがしっかり走っているのだ。しかもそのカラーリング…

霧のなかの土居まさる

固い決心しながらも、それといっしょに元旦と二日は明るいうちからビール。三日も夜からワインで、今年も三日間が過ぎてしまった。前にも同じようなことを書いたような気もするが、今年ももうあとわずか362日しか残されていないという現実に恐怖してしま…

年の初めのスキルレス

前のパソコンの調子が悪かったということを理由にしていたけど、ホントのところは本人のスキルがほぼゼロだったがゆえに、しばらく写真がアップできなかったのでした。 でもまあ新年なんだし、ここはちょっくら頑張ってと、意味のないのをこれからはいろいろ…