2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

すきまの一日

だいぶあとになって、この日の書き込みがないことに気づく。 ということで、だいぶあとになって、ここに文章を並べている。 そう、こうやって、歴史は少しだけウソをつくのだ。 そうして、ウソともいえないウソがゆっくり積もっていく。

橋の上の少年

今度は昨日の写真の橋の上を自転車で疾走する少年(推定)をトリミングしてみましたが、雰囲気を出すのはなかなか難しい。これだと見た目、下から見上げているようだけれど、もちろん上から斜めからです。

橋の上の戦争

さて、橋に関する戦争映画だけれど、いわゆる全面戦争以外、世界中で現在行われている戦闘行為を含めて、橋はその趨勢を決定づけるポイントとなる。よって戦争を題材にした映画で、こと地上戦を描く場合、かなりの確率で橋が登場するのは当のこと。だから、…

橋の上を描く

また17日の橋の写真を見てみたら、トリミングなしの元の写真になっていた。どーしてそうなるのかわからないけど、もう放っておくことにする。 ということで、橋の上の人といえば、あのムンクが「叫び」が有名だけど、それ以外にも何点か描いていて、個人的…

橋の上でのUターン

くどいようだけど、9月17日の「初めてのトリミング」で使った2枚の写真の別テイクがこの写真。 3枚撮ったウチの最初の1枚なのだが、よく見ると人が右から左に歩いているようだ。これら3枚は時間を置かずに撮ったので、他の17日の写真と考え合わせる…

夕日に赤い湯気

富士山に日が沈む写真はいまだ撮れてはいないが、もうひとつのランドマークである清掃工場の煙突にガチで沈む(?)太陽の撮影には成功。右の煙突から昇る湯気らしきものが太陽の光に揺らいでいる。 ということで、たぶんほとんどの人が知らない楽曲のもじりを…

富嶽何景 その六

太陽の沈む場所は夏の間は富士山から遠ざかり、秋から冬に掛けてはまた近づいていく。これは富士山の近く、右のあたりに日が沈んだ頃だろうか。 富 士の真上に太陽が来る写真を撮りたい。それがいつなのかはたぶん調べればわかること。でも調べたりしないこ…

富嶽何景 その五

白い雲に覆われた富士山(またちょいとピンアマ)。 シーツに包まって遊ぶ子どもをイメージさせるなどと書くには、あまりに相手はデカすぎるだろうか。

富嶽何景 その四

富士山と鷹をいっしょに撮影するのは難しいが、飛行機ならば意外と簡単である。夕方そちらの方向を見れば、飛行機雲かシルエットが富士山の近くに浮かんでいることがよくある。 これもそんな時に撮った一枚。ただし飛行機のシルエットは虫か何かのように小さ…

富嶽何景 その三

昔、渋谷の五島プラネタリウムによく行った。 その満天の星々も素晴らしかったけれど、夕焼け空や朝焼けの風景は心地よかった。 たぶんそれはいつもそこに富士山のシルエットがあったからだろう。たとえばこんなふうに。

富嶽何景 その二

恥ずかしいのか、それとも酔っ払っているのか、よく赤らむ。 そうだよね、そんなに褒められちゃ、恥ずかしいし、酒でも飲まなきゃやってられない。 ちょっとピンアマ。いやソフトフォーカス(違います)。

富嶽何景 その一

ウチの秋は富士山が見えることから始まる。 ただしこの日は上の雲のほうが存在感あり。

沖のカモメに潮時聞けば

ということで、昨日のトラブルは解決できないままで本日に至る、とここでは書いておこう。 ちなみにそのあたりを備忘録として、ややくわしく記しておくと、まず逆光ビンビンの橋の写真を拡大してみると、そこに川を眺めている人のシルエットが見えたのでした…

初めてのトリミング

加工とかほとんどしたことがないのだけれど、よくわからないままに思いっきりトリミングしてみました。橋の上で川面を眺めているらしき人がいます。ちなみに、こちらは一つ後のテイクで。人が右に移動しています。PS:この日の書き込み時にいろいろとトラ…

ひさしぶりのヒコーキ雲

最初に「ヒコーキ雲」を聴いたのは、いつだっただろう。あの曲が世に出てすぐだったと思う。林美雄さんというTBSのアナウンサーが、荒井由実さんを強く推していて、彼の担当するパック・イン・ミュージックからよく流れていた。 そして時代がいろいろとあ…

シルエットの異化作用

このブログに掲載している写真の多くは、自分のマンションから撮影したもので、今日の一枚もつい先日撮ったのもだが、同じようなアングルの写真を数日前にアップしている。 で、今回、あーだこーだといいたいのは、シルエットで撮った写真はその被写体をレト…

すべては空に消え去ってしまい……。

くだんの物体の上部を、再び黄金色のたそがれ空とともに。最近の清掃工場は火力がすさまじく、なんでもかんでも燃やしてしまうそうです。ゴミの分別も簡単になりました。

いろいろ真を写す・・・か

一昨日アップした写真の下の方です。真ん中にあるものを、より具体的にいうと、近くの清掃工場です。ちなみにその熱を使って、熱帯植物園か何かが運営されています。

メビウスの夜 補遺

新宿ピットインのメビウスのライブには、SF作家の水見稜さんもいらしていたことを後で知った。一昨年だか、遅ればせながらも水見さんの『マインド・イーター』にガーンとやられていたので、ご挨拶できればよかったのに、ちょっと残念。 その小説には、ビル…

メビウスの夜 その八

そしてメビウスな夜は続く。 第三部に入り、ゾンビかと思った使徒とか、いつのまにかの実存としての羊子ちゃんとか、ノイズ中村さんのセミ取り少年とかが入り乱れての、新宿ピットインはパフォーマンス空間ともなっていく。セミ取り少年は、すでにユーストで…

メビウスの夜 その七

さて、メビウスの夜。新宿の夜の深淵に嵌まり込んで、脳内時間の進行具合もパラレルしたようで、blacksheepの演奏順はやはりバラバラの様子。 さらにここで全曲をあーたこーだと書いていくと、自分のボキャブラの貧困さにあえぐことになってしまう…

メビウスの夜 その六

こんな感じでメビウスな夜を書き連ねてきたのだが、実際、その日にアルバム中のどの曲が演奏されたのか、中年老い易く、どんどんと確信が持てなくなってしまった。 なので、新宿ピットイン&CD視聴の感想ってことで読んでくだはら、ほろ、ひれ、はれ(五十…

メビウスの夜 その五

さて、blacksheepの二曲目は、バッハの「イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ」、というよりも、映画「惑星ソラリス」で、タイトルバックやクリスがハリーに見せるビデオの場面、かつまた無重力のシーンにこれでもかというぐらいに流れる曲といったほ…

メビウスの夜 その四

blacksheepのオープニングは、最新CDの冒頭にも収録されている「SLAN」。バリトンサックスとトロンボーンが、まるで二重らせんのように展開し、宇宙へと疾走する。それに絡み合うようにピアノが遊ぶ。それはまるでミクロとマクロの融合した…

メビウスの夜 その三

そして、ついにblacksheepの怒涛の演奏の始まり始まり。 ピアノのスガダイローさんは意外と終始笑顔、トロンホーンの後藤篤さんは意外と無表情、このお二人が夏向きな服装なのに対してバリトン・サックスの吉田隆一さんは、ビシッとタイトなスーツで完全武装…

メビウスの夜 その二

新宿ピットインでは後ろの方の席に座って、入り口近くを眺めていると、おおおっ、なんと神林長平さんご夫婦の姿が、うーむ、どうしようご挨拶しようか、でも短編一作、ショートショート一作、評論一作の田吾作ごときが近づいてもいいのだろうか。いや今回のb…

メビウスの夜 その一

はい、八月の十八日の日曜日、初めて新宿のピットインに行ってみました。 というのも、あの稀代のバリトンサックス奏者にして、熱烈なるSF者でもあらせられる吉田隆一さん率いるblacksheepが、三枚目のアルバム、メビウス∞を引っ提げて、当CD…

ウワの空 その十一

晩夏のコントラスト。

ウワの空 その十

夕刻の深遠。

ウワの空 その九

天地無用。