そこに学ぶべき歴史ありや

 『市民の暦』からの引用はまだまだ続く。
 1970年の七月十七日は、教科書裁判で家永さんが地裁での勝利を得た日。最近はどこぞの与党幹部が、教科書出版社のお偉方を呼んで、ご託宣を述べたとか。現代という歴史はこれまでの歴史に墨を塗りつつ、進んでいく。
 蝉の声、昭和は遠く、なりにけり、である。(字余り)