日々雑記

ナンマイダー・マイナンバー

とある人の例。ちなみにすべて同一の人物に関係したこと。 その一 家によく来てくれる銀行の人から、とある金融商品を薦められた。外貨建てで証券会社系の会社が運用するものらしい。まあお付き合い程度にちょこっと買おうとしたのだけど、マイナンバーを知…

ぐーたらとまたタルコフスキー

今日は快晴、午前中は富士山もしっかり見えてました。気温も高いそうですが、ウチ南向きではないので、そこそこ寒いです。 ということ(どういうことやら)で、半月も更新を怠っていたのは、別に体調がすぐれないとか、世の中がいやになったとかという「高尚」…

イエロー氏との邂逅

ここに書いたことと書いていないことの区別がつかなくなりつつある私ですが、さすがにこれだけ期間を空けてしまうと、さてはくたばったかと、ニヤリとする方もいらっしゃるかも、ということで、そこは問屋のなんとやらで、しばらく前の写真、たしかこれは別…

レモン味の握り飯

法事に向かうために、珍しく埼京線を北上の途中、四割がたの空いた車内に高校生とおぼしき男の子が乗り込んできて、目の前に座る。 彼はやわらコンビニ袋から握り飯(海苔パリパリタイプ)を取り出し、包装を剥がし始めてから手を止めて、今度は何かの液体の…

本日の新聞から その九

そしてまた福島第一原発から逃げた人たちを擁護する意見も散見させる。こちら側にはかなり明瞭な意図がいろいろと見え隠れするけれど、面倒くさいので、その点にいちいち言及するのは止めておく。 そこに残れば何かできたのではないか、との論点もまたあとか…

本日の新聞から その八

つまり問題にすべきは、九割の第一原発の所員が逃げ出したことにあるのではなく、逃げ出さなくてはならないようなものの存在にこそあるのだ。 ここでこれをちゃんと説明しておくと、まず逃げ出したことを非難する言説が存在している。これもまたまっとうな意…

本日の新聞から その七

昨日付けの書き込みを読んで、またまた書き間違えを発見した。まあ、よくあることなのだが、書き直そうとして自分が想定したであろう意味が再生できない。で、まあ適当に直しておいたのだけれど。こういったことはちょっと珍しい。 てなことを前ふりにして、…

本日の新聞から その六

さて、くだんの記事には東京電力福島第一原子力発電所の所員の九割が、職場を離れて、第二原発に移動したと書いている。その理由として現場の混乱と伝言ゲーム的な指示な伝わり方の不手際が挙げられているが、所員を第一原発から離れさせた基本的な要因は死…

本日の新聞から その五

さて、朝日の記事のチャイナシンドロームのことばかり書いてきたけれど、あのシシリーズの最初の回を読んで一番驚いたのは、事故後に九割の所員が第一原発から勝手に避難したこと。 はて、この事態をいったいどう捉えたらいいのだろうか。 自分などは昔から…

本日の新聞から その四

さて、またくどいようだが、朝日新聞の記事には、こうあった。 「炉心が溶けてチャイナシンドロームになる」 チャイナシンドロームとは高温で溶けてどろどろになった核燃料が鋼鉄製の格納容器に穴を開けることで、全てを溶かして地球の裏側へ進む架空の事故…

本日の新聞から その三

で、英文のwikiで調べてみると、チャイナシンドロームが映画由来の言葉ではないことが、しっかりわかります。 日本語を信用しないで、英文を頼るなんて、なんだかなぁ、とお思いかもしれませんが、英文の方には、どんな学者が使い出し、それに別の学者が引用…

本日の新聞から その二

さて、昨日の朝日新聞の福島第一原発の記事、第一から逃げちゃった人々の話から本日はドライベントに話は移っているようだが、こちらではあいにく、相も変わらぬ昨日の突っ込みの続き。第二に行ってしまった人たちのことは機会があればぜひ触れてみたいけど…

本日の新聞から その一

朝日新聞の本誌とネット媒体をクロスするカタチで本日から始まった、東京電力福島第一原発の事故当時の所長吉田さんの証言を中心とする特集は、たいへんな力作のようで、事実がいかに大きな説得力を持つかをまざまざと感じさせてくれる。 ということを前提に…

いざ川崎

はい、四月十二と十三日に「はるこん」に行ってまいりました。 十二日はやや胃の痛みキリキリ感が薄くなったけれど、やはりいろいろと興味深さいっぱいの「第五回創元SF短編賞結果発表会」。 まさに三者三様の、藤井太洋さん、勝山海百合さん、下永聖高に…

こんな感じのパソコン

ちなみに「SF乱学講座」で使っていた私のパソコンはこんな感じでした。 もちろん私がアニメマニアとか、そういったことではまったくなく、これはバリトンサックス奏者であり、SF愛好家でもある吉田隆一さんが率いているblacksheepのアルバム「メビウス-∞…

沖縄叙景 その二十

お分かりかと思いますが、20回に分けて沖縄のことを書いているけれど、もちろん二十日間も旅していたわけではありません。いつものようにただダラダラと続いてしまっただけなのです。実際には三月九日から十三日までの五泊六日でした。 その出発日の少し前…

沖縄叙景 その十九

明日は沖縄の最終日ながら、ただレンターカーを返して空港に行くだけなので、本日が実質的な最後の日。午前中にニャン山、午後に玉泉洞に行って、そのあとに沖縄本島最南端の喜屋武岬(きゃんみさき)に行くことにした、のが間違いのもと。 最北端の辺戸岬に行…

沖縄叙景 その十八

午前中に糸満公設市場のニャン山やおっととのアウトレットを回ったた日の午後は、二十年以上前に両親と妹の家族とともに行った鍾乳洞の玉泉洞へ。 六度目の沖縄も基本一度も訪れたことのないところに行く、というのだ大前提だったのだけど、ここはツレも初め…

沖縄叙景 その十七

ニャン山でほくほくした気分になったまま、さてどこへいこうかと考えて、そういえば近くに海に面した土産物や海鮮食堂などが並ぶ施設があったはずと、うろ覚えでクルマを走らせる。 しかし何を間違ったか、着いたのはいわゆるアウトレットモール。この近くに…

沖縄叙景 その十六

そのもしゃもしゃ(失礼)頭の御仁こそ、あの糸満ハリコの作者である赤嶺康浩さんだった。 そしてツレとともだって、シャッターが開けきらないニャン山の店内に入っていたったのだ。と、その四方を囲む棚には、女子的にいうと「かわいーい」とかの表現となる数…

沖縄叙景 その十五

さて、沖縄での二軒目の宿は島の南部にある某ホテル。えええっ、こんなところにあるのー、とナビを疑ったほどの辺鄙な場所に建っている。これじゃよほどの健脚以外、徒歩で遊びに行くことはできゃしません。 で、ホテル内を散策、フツーのお土産店とコンビニ…

沖縄叙景 その十四

そういえば今回は沖縄っぽいものをほとんど食べなかった。 で、どんなものを食べていたかって、たとえばこんなモノ。

沖縄叙景 その十三

岩とか石とかだけ見てもしょうもないと、移動の途中にビオスの丘という、なにやら老人ホームか宗教団体の名前みたいな、でもモロ観光チックな場所へ。 人工池を行く船上で船頭さんの巧みな話術に聞き惚れる。 大きなブランコがあったので、数十年ぶりに乗る…

沖縄叙景 その十二

オキナワへ行きたい、行きたい、と、ほざいとったツレのため、とってもイヤなヒコーキ(ブラッドベリには負ける)に乗って来たのだが、到着してみて、でどこへ行きたいのか、と問うても、どこでもいい、とのこと。 おいおい、どこか行きたいところがあって、オ…

沖縄叙景 その十一

今回の沖縄は何日か前に書いたように城(ぐすく)巡りの旅でもあった。 南城城跡は、崩れた石垣だろうか、修復のために一つ一つの石にナンバーがふられて、まち積まれることを待っている。 そして南城城跡の向こうには使われることなく、建設途中で破棄され…

沖縄叙景 その十

定番の海もいちおうの落穂ひろい。 いまいち天候に恵まれず、 季節がらなのか威勢のいい雲が立つでもなく、でした。

沖縄叙景 その九

もう叙景でもなんでもないのだが……。 辺戸岬周辺を何枚か。[ その日の天候のせいなのか、それともそれがいつもなのかはわからないが、岬はミステリードラマの終盤(見たことないれど)のように荒波に揉まれていた。] それでも青い海に白い泡が混じりあい、な…

沖縄叙景 その八

落穂ひろい的に。 ホテルの小さなバルコニーから海岸が見える。 そこを行く人々のようすを、こちらの視線を感じさせずにうかがうことができる。 人々はまるで大昔の海との繋がりを思い出しているかのように、動き、歩き、走り、たたずみ、はしゃぐ。見ている…

沖縄叙景 その七

中城城跡(なかぐすくじょうあと)の空にオスプレイ。 十四世紀の城の上に二十世紀の城からの兵器が飛来する。 あれれ、市街地上空で、これっていいんだっけ。

沖縄叙景 その六

ところでこの中城城跡を訪れた人が眼にするのが、とても奇妙な建物。 中城城の建つ尾根に連なるカタチで、灰色のコンクリート構造のままに経年変化しているす巨大な構築物があるのだ。 調べてみるとそれは中城高原ホテルという建物の跡。しかし跡といっても…