ブックオフがオフする日

 ウチから歩いて一分(ホントです)ほどのところにあるブックオフが、本日をもって閉店する。
 で、夕方出掛けてみると、特別価格からさらに七割引きとあって、なかなかの混みよう。
 午後五時前だったので初老(つまり私のような)の男性や学生風、それに学校帰りの小学生がごった返している。
 子どもたちはあまりの安さに歓声を上げつつ、選び抜いた一二冊を手に列に並ぶ。日頃はほとんど見ないベビーカーを押すお母さんも店内に入ってくる。
 そんな中、信じられないほど大量に買っていく男性もちらほら。いわゆるセドリなのかしらん。
 キレイな単行本で今までは800円ぐらいで売っていたのが、500円均一になり、そしてその七割引き。今までの105円文庫に加え、その他の文庫も200円均一になり、それも七割引きなんだから、業者にとってもこれはオイシイよね。
 かくゆう私も数日前に引き続きのまとめ買い。16冊でしめて1083円だから、なんかこう、申し訳ない気分。
 問題はこれらをどこに置くか、いやそうではなくて、いつ読むかだろうね。
 この駅前、10年ほど前に引っ越してきた当時は、営業しているのかよくわからないように小さな古本屋が一軒あったけれど、いつのまにか小さな学習塾になっていた。ブックオフといえども、無くなるのはすこし寂しい。