季節の草花 その十七

 「時をかける初老」絶賛進行中! つて別に意味ありません、はい。
 勿忘草、つまり忘れな草なんだけど、うーむ、今日日(きょうび)辛い感じの名前ではありますな。
 昔むかしのその昔、川辺に咲く花を姫に捧げようとした男が足を滑らしたかで、溺れてしまい、姫の手にはただその花が残された。で、件の男は流されながら、僕のことを忘れないで、とか叫んだというのが、この花の由来とか。
 しかしそれにしては小さい花ではないか。とても花束なんかにはできそうもない。もうしわけないけど、牛のエサの方に似合っている感じ。

PS:と思ったら、画像検索してみると意外に立派なのも多々。何ごとも自分の前にある少ない実例だけで判断してはいけません、というまさに実例としてこのままにしておきます。