11日のあの時刻は、自宅の小さな書斎にいた。 少し揺れを感じて、立ち上がって別の部屋に移動。本棚に囲まれた部屋にいては、それらに潰されるかもしれないからだ。しかし続く揺れは尋常ではない。何も持たずに、ただ靴だけは履いて、外に出る。もう揺れはか…
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