2011-11-06から1日間の記事一覧

まだ途は半分あたり

佐藤泰志さんの『もうひとつの朝─初期作品集』を読む。 読み進めるにつれ、書き手が「作家」にゆっくりとなっていく過程そのものを感じさせる。 十代の頃の作品は表現が過剰で、時代背景もダイレクトに反映している。しかしそれがまた十代なのだろう。とにか…