今は獅子座のアナタに夢中よ。

 誕生日(ホントは一日早いけど)ということで、寿司をご馳走になりました。
 それも、いろいろと目が眩むようなお店。
 おまかせコースで、目の前で次々と握られるのですが、ふだんは小食のツレも、とつぜんオーバーテイクボタンを押してしまったのか、出された刹那にそれをドンドンと口へと運んでいきます。おお、追いつかないって。まあ、こちらはビールも隣の三倍は飲んでいるのですが。
 メニューはお品書きにある通りで、しんこなんていう、まったく知らなかったネタもありました。これって、なかなかに貴重なもののようで、いやいや、いろいろと日々勉強ではあります。
 誕生日ということで、ちょっとお腹が落ち着いてきたあたりから、星占いの星座のお話となりました。小生、星占いなんてほとんど関心がないのですが、「どうしてあの星座が何月何日から何月何日なんて決まっているのか知っている?」ってなことから始まって、太陽と星座との関係と星座の天球での範囲、そして地球の地軸の移動で、星座そのものと太陽の位置が微妙に変化したこと、占星術が生まれた時期と今ではかなり違っていること、そしてかの「へび使い座」のことなどをしゃべったのですが、関心を持ってくれたのはツレではなくて、店の皆さんでした。
 そして「ああ、これがホントのお寿司の味なんだなぁ・・・」と感慨しきりで、夜の銀座をあとに。そう空を見上げるのは忘れていました。