未来館のみらい

 ちょっとだけ再開です。

 先日、ツレがどこかへ行きたい、というので彼女が観ているテレビドラマに出てきた日本科学未来館に出掛けてみました。
 平日なので空いているだろうと思いきや、全館が小学生に占領されている状態。いやはや、今度行くときは、団体入場の予定があるのかを確認してからですな。
 といってもまた行く気はほとんどないけど。
 で、展示物なのですが、最初に見たH-Ⅱ型ロケット(だったっけ)のノズルはちょっと迫力だけど、これと同様のものは品川の三菱重工(かな)のエントランスにもあるので、やや拍子抜け。そのほかも実物展示というよりも、ほとんどダミーか、あるいはイメージ的な表現で、解説の文字数もチト多すぎるように感じた。それに走り回る小学生の喚声の中では、落ち着いて観ることはとうてい無理。
 自分も小さな頃、上野の科学博物館や九段の科学技術館に家族と出掛けて、興味津々で見学したことがあったけど、団体見学だと、みんなといっしょの楽しさの方が先に立ってしまうのだろう。先生方はその辺をよーく考えてくださいな。
 といっても、そういえば館の中で先生らしき人を見なかったなぁ。どこかでお茶でもしていたのだろうか。
 さらに楽しみだったのはプラネタリウムだったけど、「夜はやさしい」というプラネタリウムにはがっかり。星についての話はほとんどないのだから。地球上の雑音をバックに谷川俊太郎さんの言葉はまさに宙に浮いたもの、という感じだった。
 しょうがないから、口直しに今度は科学博物館に行くことにしょう。