観てから、読むことに。

 あのケン・フォレットの『大聖堂』が連続ドラマ化されて、2月からNHK-BSで放映されるという。実はこの三分冊の原作本を、いくつかのブックオフを巡って揃えていたのだけれど、まだ一ページも読んでいないのだよね。なにやら壮大な物語の前に読むことを躊躇していたら、ドラマの方が先になってしまったのだ。ううん、さてどうしようか。
 ドラマがつまらないと、せっかくの原作本を手に取る気がしなくなるかもしれないし、面白ければ想像上の登場人物が俳優の顔になってしまう。
 しかし昨日の例ではないけれど『白鯨』とか、あるいは『ドクトル・ジバコ』を読んだときは、その原作が映像とかけ離れていたので、俳優が登場することはほとんどなかった。
 とにかくまずは観てみることにしょうか。しかしなぁ、ビデオデッキのハードディスクは正月番組のせいで、キャパいっぱいなのだけれど。