夜ごとのUFO

(一昨日の続き)
 さて、飲みに行った友人宅で私はいろんなお土産をもらったのだが、その中の一つ、というか六個がUFOのミニチュアなのである。考えてみれば、ヒコーキやロケット、潜水艦にクルマや宇宙船などいろんなミニチュアを買ったりもらったりしてきたけれど、UFOというのは初めてだ。しかも今回は六個もいっぺんにである。
 やっぱりデザイン的に「優れている」のはアダムスキー型である。親しみやすいのもテレビドラマ「インベーター」がこれをモデルにしていた(はず)だからだろう。
 変り種はレクタングル型で、ただの四角い板t@角から炎が出ているのだ。これぞ空飛ぶ畳である。これを見ても誰もUFOとは思わないだろう。飾っているのは微妙に恥ずかしい。
 葉巻型は有名だがミニチュアだとイモ虫に見えてしまう。真ん中の穴からはアダムスキー型とおぼしきUFOが出入りしているようだ。これが数百メートルから数十キロメートルになるって、うーむ、当方の想像力は欠如しているらしい。
 そしてなんとハウニブー型とやらはドイツ製なのだという。下部にはタイガー戦車の砲塔を備えている。これが完成していたらさぞかし連合国軍も苦戦したに違いない。とある情報によるとこの円盤は南極の基地から出発してすでに火星に到着しているそうである。NASAはぜひとも探し出してほしい。
 ということで、我が家の居間の観葉植物の前に6台ものUFOが飛行中である。他のヒコーキやサターンVとできるだけ距離を取っているのは、整合性を失わないための努力にほかならない。
 しかしUFO、ホンモノを見てみたいなぁ。