似合わない:けど、似合ってる。

 昨日の書き込みを今日また読んだら、少なくとも二箇所の間違いを発見。いやはやあんなに短いのにね。
 それもこれも、書き込むときにブログのいちばん頭にあった、派遣会社の広告のサイボーグ多部未華子チャンに幻惑されたということはナイショだよ(と同じ言い回しをツイッターでつぶやいたっけ)。でも多部チャンはもう消えていて、いまはカメラの広告になっているんだけど。
 多部チャンといえば、アレなんだっけ、川越を舞台にしたNHKの連ドラで有名になったけど、アッそうそう、「つばさ」だ。あのドラマのオープニングの映像はいいんだけど、どうもアンジャラ・アキの歌が苦手で、まあどちらにしても、毎日観るわけにもいかなかったけどね、
 ということで強い印象を残したのは、皆さまご存知の「デカワンコ」。でもあの衣装、ゴスロリっていうんですか、あれは基本まったく似合ってはいなかった。その似合わなさが良かったのではないのかな。もしアレが深キョンだったとしたら(ex「下妻物語」)、衣装ときっちり一体化して面白みがなくなってしまう。
 多部チャンは着ているものと、まったく異質の存在として動き回っていたからこそ、彼女のキャラクターが出てきたんではなかろうか。
 それに必要不可欠だったのは、あの黒っぽい衣装の男どもである。それぞれ濃かったり薄かったりする個性で、彼女を包み込んでこそのデカワンコだったのだ。青春モノかなにかで、まわりが今日日の若者ファッションだったら、そうはいかないのだ。
 でも、特別編はいただけなかった。作る側がすでにその人気を認識してから制作すると、あんなふうなのになってしまうんだね。もったいない。
 それからあの収監されている佐野史郎さん関連のエピソードって、収束(?)したんだったけ。彼が忙しかったので、あるいは文句をいったので閉じ込めてしまったのかな。