つかの間のお遊戯タイム

 ちょっと酔っ払ったので、仕事のようなものには手がつかない。なんで、ブログ、とははなはだ失礼千万ではあるけれど。
 別に忙しいというわけではもちろんない。でも締め切りみたいなものがあると、しばらくそんなのと無縁な生活をしてきたので、妙にそれ中心の心持ちになってしまう。
 でも考えてみれば、ちょっと前までは、校了とか入稿とか、その他もろもろのデッドラインの上をスタコラと歩いてきたわけで、ほんとうはそんなものチャンチャラおかしいと鼻で笑ってしまうのが一番いいはずなんだけど、でもそれができないのは、やはりかつてのは仕事に過ぎず、いまのは仕事とはいえないからなのだ。
 ここで仕事だったからなんて書くと、まるで大切なもののように思われるかもしれないけど、そんなことはまったくない、と声を大きくして深呼吸。まさに仕事だったから、どーでもいいとまではいわないけれど、かなりそれに近い存在でした。
 なので、たかが仕事というわけです。でもいまやっていることは、そうはいかない。仕事のようなもの、なんて書いたけれど、それは実をいうと、まんま自分自身でもあるような気がしています。でも、正直いって全身全霊を掛けてそれをやっているかといえば、まったくそんなこともないわけで、ただひとつのことを確認するために、あっちを見て、こっちをひっくり返して、そっちを掘ってなんて、かなりマジメにやっているところによると、これは仕事以上のことなんだ、と自分でも不思議な感じなのです。
 まあ、こんな時間がずっと続くわけではたぶんない。だからまずは楽しむべきなのでしょうね。ちょっと酔いが醒めたら、また文字とお遊戯を始めます。