炊飯器製の大量破壊兵器

 外でパーンと大きな音。昔だったら、なんだなんだと窓を開けて、様子をうかがうけど、いまはただ音がしたなぁ、と思うだけ。たぶん車のバックファイアか、あるいはパンクだろうか。まあ、それ以外でも大したことはない。
 とここまで書いて、ふと頭をよぎったのは、ボストン・マラソンでの爆弾事件のこと。真相はいまだに不明だけど、変な情報がダダ漏れしてる。当初は他の爆弾が沿道で見つかったという報道があったけど、あれはどうなったのだろうか。それから、捕まった弟は顎と喉が打たれていて、取り調べは筆談で行われているというのに、彼は逮捕されたときに、「アメリカ人なんて、クソくらい」(大意)と叫んでいたともいう。いったいどっちがホントなんだろう。
 うーん、捕まる直前にそういって、そのあと撃たれたということも考えられるけど、ニュースはそんな感じではなかったし。
 でも一番驚いたのは、彼が大量破壊兵器の使用で捕まったこと。そうすると、黙秘できないんだってさ。黙っていたら、どうにかされるのだろうか。それに炊飯器爆弾が大量破壊兵器だなんて、破壊力は手りゅう弾以下か同程度なんじゃないかな。これならフセインも持っていたはずだから、あのイラン国内一斉ガサ入れのときに見つかったはずなのね。