村山定男さんのこと、その三

 ということで、村山定男さんから手紙をいただいて感動している上司を見て、私もなにやら感動してしまった。でも彼はいったいどんな質問をしたのだろう。たぶん聞いたはずなのだけど、脳みそにこびりついている記憶をほじくっても出てこないのだ。
 で、その昔々の小説のようにものにちらりと登場する村山さん的な人物がどんなふうに描かれているかを知るには、広い農地を田起こしするかのように、ゴミのような種類の数々の中からあのノートを探しださなくてはならず、労力に釣り合うはずもないので、やめておく。
 でも五島プラネタリウム館長時代の村山さんをモデルにして、瀬名英明さんがSFとして書かれていたことを最近知った。うん、読んでみよう。
 ちなみにかの「走れ急げ言葉」でも、五島プラネタリウムが出ていたなぁ。いったい誰が書いたんだっけ。