創元SF短編賞贈賞式など その一

 今年も行ってきました。八月九日の創元SF短編賞贈賞式+トークイベント。本当のタイトルはもっと長いのだけど、略ってことで。
 考えてみれば、このイベント、私はなんと「皆勤の徒」。毎回欠かさず参加しているのだ、と細い目。
 第一回は忘れもしない青山ブックセンターでの開催。そして正賞受賞者の松崎有理さんや佳作の高山羽根子さんのご尊顔を拝したのではあった。山田正紀賞の宮内悠介さんも、途中で少し発言していたなぁ、とまた昔を思い出す。
 それから、幾年月、ってまだ三年しかたっていないのかぁ。もっと長いような、いやアッという間のような、とよくあるいい方で済ましておく。
 翌年からは場所を東京創元社近くのベルサール飯田橋駅前に開催。第二回では私の作品なんぞを堀晃賞に選んでいただき、恐悦至極。正賞の酉島伝法さんと佳作の空木春宵さん、大森望賞の片瀬二郎さんも登壇し、会場には松崎さんや高山さん、宮内さん、そして笛地静恵さんもいらしたはず。
 そして第三回の正賞は理山貞二さんで、佳作から名前を変えた憂愁、じゃなかった優秀作のオキシヤスヒコさん、飛浩隆賞の渡邊利道さんと日下三蔵賞の舟里映さんが登壇。直木賞候補の宮内さんも引っ張り出されていた。この時は宮内さん、高山さん、笛地さんたちと前段集会も決行されたのだった。
 と、ただお名前を列記しただけだけど、このイベントもすでに歴史を形成しているのだなぁ、とまた遠くを見るように目。
 ああ、また本論に入れないけど、気長にね。