本を語る幸福な時間

 昨日は岡崎武志さんの「蔵書の苦しみ」の楽しみ、と題するトークライブが両国の緑壱というフリースペースで行われるというので、メールで予約を入れて行っていました。会場では岡崎さんの「挿絵展&一人古本市」も開催中で、こちらの会期は30日までとか。
 展示されるイラストを見たり、古本を眺めてたいので早めに到着すると、会場にいるのは岡崎さんと主催の方々のみ。
 なので岡崎さんと少しおしゃべり。ちょっと緊張してしまうのだが、ほぼ初対面、(みちくさ市でちらりとお会いしている)の私にもとてもフレンドリーで、気持ちがほぐれる。
 トークは学生時代に暮らした「鳥小屋」の話や新居に引っ越しの際の苦労話、古本蒐集の密かな楽しみ、などなどもりだくさん。トークの後はポロンとギターを抱えて、拓郎に陽水、そして斎藤哲夫などの曲をご披露。カポタストという言葉を何十年かぶりに聞く。
 古書は五冊、イラストは廉価版を二枚購入。
 岡崎さんに勧められた両国の立ち食いそば屋とカツの食堂の前を、後ろ髪を引かれつつ帰宅したのではあった。
★写真は購入した二枚のイラスト。