不味いのなんの。

 二日は実家に行って、仏壇に線香。
 誰もいないけれど、妙に暖かだった正月二日。でもストーブはしっかり点けた。ただソファに横になって、テレビを観る。それが私の二人への供養。郵便受けに溜まったチラシを片づけると、年賀状が一枚来ていた。こちらからは出す人がいないのに、もうしわけない。持って帰って挨拶状を書こうか。
 腹が減ったので、近くのラーメン屋にいったが、とうぜんのごとくのお休み。しかたないので某牛丼チェーン店に入ったら、不味いのなんの。
 それでもちゃんと全部食べてしまうから、この身体なのだ。と、夕暮れにツレの待つ、向こうの実家へ車を走らせる二日目ではあった。