猫の手も借りたいのかなぁ。

 用事のついでに都内某所を散歩すると、小さな畑に一瞬「猫かな?」と思わせるものを発見。よく見ると風にふらふらと揺れて、目がキラリと光る猫型のパネル。すでに人型の案山子では作物を鳥がついばむのを防げずに、猫の登場とあいなったのか、それとも実物大の案山子を入れるにはちと畑が狭いのか、いやそもそも鳥除けとはまったく機能が違うのか、結論が出る前に散歩は進む。そして猫型パネルはただ風に吹かれるばかりなのだった。