散歩

月は昇らず、セミが上る。

ツイッターにも少し書いたけれど、数日前の夕方、やや涼しくなったので、近くの公園を散歩していると、数人の小学生とその母親の一団が空を見上げている。 で、聞くともなく、その会話を聞いていると、 ハハ「もう二時間見ているれど、見えないんだから、そ…

散歩の途中の半世紀前の記憶

そんなことを思いつつの散歩の帰路、横道をあみだくじ的につたって歩いていくと、目前には軽トラックを改造した魚屋さん。 そういえばこのお店、この時刻、このあたりでよく見かける。ただ今日は誰もお客がいない。いつもはオバサン連中が井戸端会議の臨時代…

ATMの稼ぎどき

夕方ぶらりと銀行のATMに振込みを兼ねての散歩。しかし振込み料金が何件かまで無料だったが、昨年とつぜん廃止されたので、ATMを操作するために、いやーな気分になる。例えば今回の270円を、わがトラの子の預金たちが稼ぐのにはいったい何万年掛か…

カワセミ日記 その八

コンパクトデジカメの悲しさ。機械式にズームしたのでボケてます。欲張らずにもっとワイドで撮ればよかった。

カワセミ日記 その七

バードサンクチュアリに生える草は冬にはいったん枯れてしまう。だからカワセミの目立つこと。

カワセミ日記 その六

また戻って公園の南側。ここのカワセミは掲示板と白い浮き輪、そして池の小さな島とこの岩の間を行ったり来たりしているようす。この池の淵の岩の横をいつもは人が歩いている。

カワセミ日記 その五

こちらは昨日と一昨日とは違って、公園の北側にあるバードサンクチュアリ。ただしこの後ろの方をよく猫が歩いている。

カワセミ日記 その四

公園はただ今工事中でもあります。 写真は昨日の場所をちゃんと外に出て、近くで撮ったもの。

カワセミ日記 その三

ウチのマンションの窓から撮った一枚。池の中にある掲示板の上のエメラルドブルーの点がカワセミ。左右のボケホケはベランダの柵。(散歩していないことバレバレ)

カワセミ日記 その二

公園の池には野鳥をとまりやすくするためなのか、白っぽい巨大な浮き輪のようなものが数個浮かんでいる。今日の写真はそこにいるカワセミの二枚。 その背がエメラルドブルーに、そしてお腹は金色っぽく輝いているのがわかる。

カワセミ日記 その一

散歩をするのは、いつもの公園。 今年に入ってから、そこでカワセミを見かけることが多くなった。なので今までも何回かここにその写真をアップしている。 いつかは忘れたが、ある日にカワセミを見て以来、そこを歩くと必ず目撃することがまだ続いている。 た…

十全なるショックアブソーバー

もうかなり前のことで、ほとんど忘れてしまっているのだけれど、ほんとうは国立近代美術館のベーコン展に行ってきたことを書こうとして、それが昔の上の周辺の話に飛んでしまって、収拾がつかなくなったわけだった。 あっそうそう、いま思い出した。美術館に…

都内散歩にてビールうまし。

ふう、午後からは、ひさかたぶりの都内長距離散歩にお出掛け。まずは膀胱炎、じゃなくて某公園に到着したが、いつもながらの大幅遅刻で、皆さんはほぼ出発したあと。 その横を早足で先へと進む。途中で経路をかなりキセルして、また某公園へと到着。友人に連…

桜の花の曇天の下

近くの公園は本日桜祭り、ということで花冷えの中でもかなりの人出。 道々に桜の花びらが広がっていて、そこを歩くのもまた乙なもの。 消防自動車や地震体験車、そして大きなゴム製の滑り台から子供たちの歓声。 ラーメン、焼きそば、綿あめ、などなどの出店…

ウォーク・ドント・ラン

さてまた私は公園を歩いている。実際によく歩くのだからしかたない。 で、今日はどこかの中学の野球部男子が、そこをグルグルとマラソンらしきことで走り回っているのに出会う。 この公園には真ん中に大きく長い池があって、その周囲が敷地になっているので…

散歩あゆめず14

そして私を含むかたまりは明治通りを越えた。 横断歩道の前で信号待ちをする人たちとデモ隊との間を、数人の警官が黄色いテープで遮る。歩道と車道、この1メートルにも満たない隔たり。それをその黄色いテープが強調しようとする。 かつてベ平連の時代には、…

散歩あゆめず13

書き手の思惑と違って、ずいぶんと長くなってしまったこの「散歩あゆめず」だが、アリガタクもこれを読んでいただいている人は、きっと以下のことに気づいていることだろう。 ここの言葉遣いには、よくいって「迷い」、フツーにいって「いい加減」なところが…

散歩あゆめず12

原宿駅近くの陸上競技場前の歩道橋に上がって、デモの行列を眺めた。昔はこんな風に歩道橋から見ていると、ただそれだけで警官に蹴散らされたことがあったけど、いまは多勢に無勢なのか、そんなことはない。 ただ明らかに規制は明らか厳しくなっている。 も…

散歩あゆめず11

昨日書いたような、数年前にホイッスル青年の罵倒を受けて、さしもの私も少しそういったことから遠のいた時期がある。しかしまあそれも勉強である。いろんな人がいる。ただ彼の胸のあたりにまで上げた握りこぶしを、忘れることはないだろう。 しかしこうもい…

散歩あゆめず10

会場のステージではまだ発言やなにやらが続いているが、デモ、またはパレード、個人的には公道散歩に出掛ける人の列が作られつつある。それも今回は三つの方向に分けられる。ここから表参道を抜けて明治公園へ行くコース。公園通りを下って恵比寿に行くコー…

散歩あゆめず09

人の流れに身を任せて、大きな横断陸橋の下まで到着。さっそく影の隙間に身体を入れる。ああ涼しい、と思いつつ、炎天下のメイン会場の人たちに御免なさいと、カバンの中の2本目のアクエリアスを開ける。面白いぐらい大量にそれが喉を通過する。 そしてあた…

散歩あゆめず08

だいだいの「公道散歩」の出発場所と解散場所は、まず公園ということになっている。そのおかげで、ずいぶんと都内の公園の場所を覚えた。 代々木公園、明治公園、宮下公園、日比谷公園、檜町公園といったあたりはメジャーだが、清水谷公園、常盤橋公園、一の…

散歩あゆめず07

代々木公園サッカー場のスピーカーは、落合恵子さんから澤地久枝さんになった。澤地さんもよく通る声だ。ただそのエリアにいても、後ろのほうだから、彼女の姿を確認することはできない。まだ人はどんどんと集ってきているようで、まごまごしていると、ここ…

散歩あゆめず06

そういったやや玉虫色的でもある反核集会に対して、日本で反原発、もしくは脱原発を明確に打ち出した集会で過去最大だったのは、88年に開催された脱原発2万人集会だと思う。 もう四半世紀も前のこと。最初の名称は1万人集会だったのが、どんどんと人が集…

散歩あゆめず05

すでに書いたことだけど、30年ほど前にも、この代々木公園が人々の波で覆いつくされたことがあった。 その頃、まずヨーロッパで反核運動がさかんになった。アメリカ合衆国はパーシング?という長距離核ミサイルをヨーロッパに配備しようとしたが、そのこと…

散歩あゆめず04

スピーカーから流れる声は、大江健三郎さんから落合恵子さんに代わっていた。よく通る声だ。メリハリがある。テレビで聞くそれよりもハツラツとしている。そうだ、彼女はアナウンサーだったんだよね。文化放送セイヤングのパーソナリティ、レモンちゃん、と…

散歩あゆめず03

代々木公園の野外ステージ前に集っている人と人、その間をやや苦労しつつ抜け出して、向こうのメイン会場になっているサッカー場への入り口を探す。 ずくに2メートルほどのフェンスの切れ目が見つかった。そこも立ち止まる人と出る人、入る人でいっぱいだが…

散歩あゆめず02

ご丁寧に「厳重警戒」してくれている警察官の間をすり抜けて、代々木公園のケヤキ並木へと入る。すでに大勢の人が集っていて、まっすぐには歩けないほどだ。 そうそう、ニュースの話題はこのイベントそのものではなく「警戒」に主眼が置かれていた。最後のコ…

散歩あゆめず01

もう12時を過ぎた。テレビを観ていたら、気の早い人がぞくぞくと出掛けてきているみたいだ。そろそろ僕も出発するか。 タオルを2本カバンに入れて、駅の自販でアクエリアスを2本。そのホームでさっそく開けると、気持ちいいぐらいに入っていく。うむ、乾…

足もまた洗えず13

モグラのごとくホームにぽっかりと空いた穴から、目黒駅に立つことになるなどとは思わなかった。目黒駅なら東口からはロータリーに面した階段を上って、左側の改札を入る。西口からは向こうに本屋のある通りから今度は階段を数段ほど降りて、当然右側にある…