『絵画』 カミングスーン

oshikun2009-11-08

とある方から「『絵画』には何も入ってないけど、どうなっているんだろうなぁ」という温かい励ましのお言葉をいただきました。おっととと、しっかりと忘れて、はいなかったのだけれど、ついつい後回しになってしまいました。
 とりあえずブリューゲルと、ファン・アイク(エルク)、レンブラントについては映画『惑星ソラリス』とのからみであーだこーだとその後半あたりに書いてきましたが、それ以外はこのブログを立ち上げてから3ヶ月近く絵画の「か」の字もありせんでした。
 ということで、今日は絵画へのまずはと取っ掛かりです。とはいってももちろん私は他の項目も含めてですが、まったくの素人、明確なる事実誤認もお許しください。
 で、素人なりに好きな画家を挙げるとすると、順不同で、クレー、ムンク、コロー、サージェント、ホッパー、ワイエスフランシス・ベーコンターナーといったところで、一見するとかなりの個性派というか気持ち悪い派的な人もいますね。
 クレーはその色使いと黒とのコンテラスト、面の色と線のアンサンブルの絶妙さ、ムンクはその絵に近くにある大きな影とその雰囲気の表現、ちなみに「叫び」ですが、あれは周りから叫び声が聞こえないように、耳を押さえてがんばっている絵であって、あの人が叫んでいるわけではないのですよ、さてとコローはその数多ある茶色の技巧、サージャントはすべやかな肌色と省略による細密さ、ホッパーは凝縮されたアメリカのその時代、ワイエスは人間と自然とのキリキリといった音、フランシス・ベーコン(かの哲学者の子孫)はぐにゃりとした深層心理、ターナーは動きそのものを描写しようとした姿勢、といった点(いったいどんな点なんだか)に魅かれます。
 ということで、鋭意構想中の「絵画」は近日アップ予定です。その最初にクローズアップするのは、ハンマースホイ、って今まで全然取り上げてないじゃん。
★タイトル横はかなり昔に描いた、なんだかよくわからない絵。