コンテナマニア宣言

oshikun2010-03-11

 近頃、東京の周辺でやたらと目にするのが、コンテナを利用した収納スペースだ。
 扉は堅そうだし、夏は暑そうだし、雨の日は出し入れが辛そうだし、などと自分は遠慮したいと思っていたけれど、これだけ増殖するということは、それだけニーズがあるということなのか、あるいは空いた土地の簡便な利用法なのか、それともコンテナのリース会社の策謀なのか、まったく理由はわからないのだが、実はこのコンテナたちの醸し出す雰囲気がけっこう好きなのである。わからない人には、いったい何、という感じだろうけれども、特に夜などはその色や意味不明の文字や数字が、なにやらSFっぽくもある。
 一部の愛好者だけのものだった廃墟や工場の写真が、あっという間に市民権を得てしまって、本屋に行くとそのコーナーがあったりするのは、逆に興ざめなのだけれど、さすがにまだコンテナマニアというのは、いないだろう。いや、いるかもしれないが、極めて少数派であるに違いない。で、恥ずかしながら宣言してしまう。私はコンテナにそそらいている。
 ・・・ヘンタイとは思わないでね・・・・ 
追記:一応この写真をコンテナ・コレクション01としておく。