ピンク色に誘われて

oshikun2010-05-10

  陽気に誘われて、またまた荒川土手を弁当持っての散歩である。当然のことして、途中でお酒も入手。しかし前回のお花見のときは、帰路はヘトヘトになってしまったので、自粛して二人で500ミリリットル缶ひとつである。私は最初350ミリを買おうとしたのだが、ツレが「私も・・」というので、酒屋のカウンターにまで持っていきながらの変更である。あー、恥ずかしい。銘柄は発泡酒かなにかのストロング。篠原涼子が宣伝しているあれである。
 陽射しはけっこう強い。途中でビルの谷間にスカイツリーを発見。岩淵水門まで行けば見えることはわかっていたけれど、こんなに近くに見られるポイントがあるとは知らなかった。
 さて、この一行の目的地は、以前お花見をした場所である。そこまで行かないと日影がないのだ。どうやら本日は駅伝大会らしい。ウチから双眼鏡で眺めると、土手の下の道に大勢の人がいて、その先に鮮やかなピンクが見えた。そうか、これが花見のときに見つけた土手斜面の芝桜の植え込みで、それがキレイに咲いたらしい。
 鉄橋の下をくぐって、青々とした桜並木に到着。遠くから見るとスゴイ人波だったが、近くに来ると適度な間隔で、お弁当を広げている。桜の葉の緑が心地いい影を作ってくれている。実はかなり腹が減っていた。すきっ腹のお酒はコウカテキメンである。そしてさすがストロングである。結局またヘロヘロになってしまった。お酒を飲んで、弁当を食べて、それからじっくりと件の芝桜を鑑賞したいのだが、どーもテキパキと身体は動かない。
 この芝桜はピンクの地に白い花でKITA CITYと書いてあるらしい。北区であって北市じゃないのにどーしてだろう。荒川大橋を通るクルマや、鉄橋を渡る列車に乗る客への「北区」のアピールなのかな。どうせなら、HOPEとかLOVEにすればカッコいいのにと思ってしまう。
 そしてやはり「帰り道は遠かった。来たときよりも遠かった・・・・」