しばしテレビ漬け

 このところテレビを観る時間が多い。困ったことだ、といいきれないところが、また困ったことだ。
 『大聖堂』はトントン拍子に話が進む。アレ? リンカン城にはリチャードやジャックもいっしょに行ったんだっけ。大事な場面になると、なぜかハムレイ母子が登場するけど、出過ぎじゃないかな。ハムレイ父も奥方が毒殺。この脚本家はそれが好きなようだ。前司教、ヘンリー一世も毒殺にしちゃったし。ドラマ『大聖堂』の楽しみ方は、原作とどう違うのか探すことと見つけたり。 
 『世界の車窓から』は、現在シベリア鉄道を旅している。なんと1月から始まっているようだ。でも、毎日この番組をフォローするのはたいへん。どうやら後でDVDが出ているらしいので、それを買うことにしませう。
 突込みどころ満載の映画『ステルス』を観た。まあ地上波短縮日本語版なので、あれこれいうのは良くないだろうけど、パキスタンを核汚染させておいて、友好国だからまずいってありかな。勝手に北朝鮮に不時着しておきながら、救出時にたいそな殺戮ってありかな。
 細かいこというと、空中給油機から漏れた燃料を元から停めないってあり。霧状になったそれが、ずっと移動している機の近くにあるのってあり。
 そうそう、どうして無人ステルスだけVTOLなのか不思議だったけれど、途中でしっかりその意味ばれてましたからね。
 しかしそれにしてもサム・シェパードが悲しい。