不思議なニュース

共同通信発の記事として、東京新聞のサイトが「東京電力福島第1原発の1から3号機の原子炉への注水システムは停止しても30分から3時間ほどで復旧できると、原子力安全・保安院に伝えた」と報じている。
 というのも、「炉心温度が1200度になると燃料の被覆管が溶け出して水素が大量に発生するが、それまでは13時間から15時間ほど掛かるので、もし万一冷却装置にドラブルが発生しても安全性に問題はない」とことだそうだ。
 これをもって「緊急時避難準備区域」を解除する方向性に進めたいようなのだけれど、まだあの原発の燃料にちゃんとした被覆管なんて残っていたんだっけ。そもそもメルトダウンメルトスルーの状態がどうなっているのかわからないのに、13時間から15時間って、どうやって計算するのだろう。ホントに頭のいい人たちの考えることはわからないなぁ。うーむ。

 そこんとこ、あの共同通信は突っ込まなかったんだね。ちゃんとコメント、取っているのかな。