みなさん、はじめまして

 昨日は、「第2回創元SF短編賞」の表彰式&イベントに行ってまいりました。久しぶりの地下鉄飯田橋駅で、一瞬方向感覚を失ないつつ、そこはしっかり補助ロケットで修正と、早くもSFモードってか。
 会場はメインストリートから脇道にちょっと入った多目的スペースで、やや暗いエレベーターが、ギーコギーコとやはりSF的な音を奏でている。これも刹那演出かなんて思ってしまった。ありえないけど。
 会場に入ると大森望さんや小浜徹也さんのお顔が・・・。しかしまずは椅子に座って様子を伺う。なにぶん小心者なので。
 で、小浜さんの打ち合わせがひと段落したようなので、ツツツと近づき自己紹介、「どーもはじめまして・・」。すると、その周辺からドドドーンと名刺交換の嵐。ああ、個人用の名刺を作っておいてよかった。
 おっと小浜さんと話していたのは、『盤上の夜』の宮内悠介さんであらせられたか。CGデザイナーかロックアーティストのようにかっこいい。
 そして『繭の見る夢』の空木春宵さん、って私は勝手に女の人だとばかり・・・、失礼、失礼。本人はドラマ「おひさま」のお兄さんのように二枚目です。
 そして大森望さんに挨拶していると、後ろからビラを配っている人の手がニューっと伸びてきた。なんかの勧誘(なわけないけど)と思ったら、あの巨大人魚の『人魚の海』の笛地静恵さんだ。うーん、イメージが文章と一致しない。
 その後方で、「ミステリーズ!」を読んで笑い転げて、早くもフルスロットルなのは『あがり』の松崎有理さん。どうやら堀晃さんや日下三蔵さんは一番前の席に着いているようすだ。
 定刻の7時になって小浜さんがマイクを握る。
 「ではそろそろ始めたいと思います。ええっと、それぞれ椅子を持って演壇に登ってください」って、ほとんど生徒総会のノリ。さすがに他のスタッフが要領よく椅子を並べる。そんな手作り感覚いっぱいイベントの幕(ないけど)がいま開く。
 でも長くなったので、続きはまた今度。