30年ぶりの期待

 「鶴瓶の家族に乾杯」の舞台が沖縄だということで観始めると、訪れるのは読谷村ではないか。これはじっくり観なくてはいけない。
 最初に登場したオヤジからして、まさに「紅の豚」だと思ったら、ツレにその発言を越されたしまった。あーあ、いいなぁ。キャラクター満開である。
 その中でもシーサーを作っていて、空手の名手で、娘さんが歌手というオヤジがまた濃い。と、思っていたら、彼のおじさんがなんとあの彫刻家の金城実さんだというのだ。いやはや、ほんとうにぶっつけ本番の旅なのだろうか。
 で予告編を観ると、後半にしっかりその金城さんが登場するようなのだ。あーあ、NHK大丈夫なのかなぁ。
 金城さんには30年以上前に、学園祭に彼の制作した巨大なレリーフ「戦争と人間」を立てるという無謀な企画をぶち上げた(もちろん私一人ではありません)、いろいろとお世話になっている。予告編ではしっかり白髪頭になっていたけど、さらに濃いキャラクターは健在のようす。心して来週の月曜日の放送待ちたい。