赤い鳥の飛翔ポイント

 テレビのスイッチを入れたら、『スタジオパークからこんにちは』でやせた男性が青山さんや近田さんとしゃべっている。誰だろうと思っていると、どうやらドラマ『おひさま』の音楽担当のようす、で、あんまり気にもせずに観ていると、なんとその男性は解散時の「赤い鳥」のメンバーだったってことがわかった。当時の名前は渡辺としゆきさん、で現在は渡辺俊幸さん。(ただし『ミリオン・ピープル』のクレジットは俊幸さんだった)
 赤い鳥といえば、もともと5人のグループで、後半だけ2人参加したり、1人だけ参加したりといった構成だった。その最後の1人が渡辺さんだったわけ。ラストアルバムの『書簡集』でも多くの曲を作っているし、最後のライブ盤の『ミリオン・ピープル』でも最後の一曲の『僕のうた』をカワユク歌っていた。このライブ盤とほぼ同じ曲目のコンサートを最初で最後に草加文化会館で聴いたことがある。そうそう、後藤悦治郎さんのギャグまで同じだった。
 赤い鳥はその後、ハイファイセット紙風船に分かれて、渡辺さんも確かハミングバードというグループを女の子といっしょに作ったはず。でも記憶はそこまでで、今日まさに37年ぶりにお顔を拝見したことになる。いやまあ共に生きていてよかった。でも渡辺さん、私が知らなかっただけで、各方面にいろいろと活躍中である。
 ということで、今日はアルバム『書簡集』を聴いています。もちろんレコードプレーヤーでね。