その名前で呼ばないで

 あの『野田ともうします』のセカンドシーズンが始まった。
 土曜日の夜10時45分からの放送なのだが、たった5分の放送時間のためにいろいろと整えて、テレビの前に座らなくてはならない。というのも、先日来我が家のビデオが壊れてしまって録画ができない状態なのだ。
 このド短ドラマ(勝手に命名)の主人公役は、かつて『時効警察』でも味わい深い演技をしてくれた女優さんで、そういえばあの「時効課」を彩る多士済々の方々を蹴散らしそうな個性的な輝きを放っていたことを思い出す。
 ところでこのドラマ、タイトル部分が原作のマンガとかぶって始まるあたりから想像するに、かなり原作に忠実に作られているようだ。ふと原作本を買ってみようかな、という気にもなってくる。
 設定が東京ではなく埼玉の大学というのがいい。ロシア文学科や太宰ファンという、いけてないところがいけている。
 ちなみにバイト先のジュリーズの女の子のボーイフレンドは私と同じ名前である。ということで、最近ツレは彼の愛称で私を呼ぶことがある。・・・それだけはちょっと勘弁してほしい。