キューブリックと「UFO」の意外な関係?

 DVDに録画しておいたスタンリー・キューブリックの『バリーリンドン』を観る。というのも、私の好きなハーディ・クリューガーという俳優が出演していることを知ったからだが、そのことは別に書くことにして、今日は意外な発見の話。
 この3時間以上の作品を、もっと戦闘シーンがあるのかと思ったのになどとブツクサつぶやきながら観ていくと、最後の方に見慣れた顔がチラリと映ったではないか。
 あの『謎の円盤UFO』のフリードマン大佐役だったジョージ・シーウェルが出演しているのだ。バリー・リンドン役のライアン・オニールが再び決闘する場面で、彼は立会人として登場している。すぐにその場面は終わるけれども彼の渋さは伝わってくる。でももしかすると見間違いかもしれないと、エンドロールで彼であることをしっかりと確認。
 そういえばキューブリックが『2001年宇宙の旅』を撮影したのはイギリスのMGMスタジオで、ここで『謎の円盤UFO』のドラマ部分も作れている。これも何かの縁かもしれない。
 そうそう、ストレイカー司令長官役のエド・ビショップも『2001年・・』にチョイ役で出演しているという。たしか月着陸船の乗組員のはずだけど、DVDで確認できるかなぁ。