テレビ電話のベーコン

(昨日の続き)
 そうそう、書き忘れたことがあった。
 銀行でテレビ電話をもしもししていたとき、回線の容量が足りないのか、ときたま映っている女子行員の顔が見事に乱れて、世にも恐ろしいモンスターに変身するのだ。
 これってどこかで観たことあるなぁ、と思ったら、あのフランシス・ベーコン(思想家ではなく、その子孫だかの画家の方)の絵画ではありませんか。
 それもどういうわけか後の風景はそのままなんだよね。あっ、そうか人の顔は動くのでそれにデータが付いていってくれないというわけだね。
 でもアレ、子供が見てたらきっと泣き出すよね。もちろん本人が見てもだけど。
 えっ、向こうに映っているおまえの顔はどうだかだって、うーむ、乱れてなくてもベーコンだろうな、きっと。