散歩の帰りに電車に乗る。

 『シザーハンズ』をテレビ放送で観る。
 ティム・バートンの妙技は、色使いとカメラアングル、そしてレンズの使い方。
 アメリカーンな群集心理と個々人の深遠なる闇をカラッとサクっと描いている。
 メロウなエンディングもまたオツといっておこう。
 そうそう、導入部の住宅地の描写って、もしかして『ブルー・ベルベット』へのオマージュかしらん。



 いまだ風邪全快せず。散歩の復路は電車でGO!