朝一番(時に昼)のお楽しみ。

 NHKの連続ドラマ『カーネーション』を観ている。主人公(誰だっけ)が魅力的で、『おひさま』の戦後篇よりも100倍面白い。土曜日の午前中に一週間分放送してくれるのもウレシイ。
 でもいくつかの疑問がある。どうやらそんな疑問に答える番組まであったようだけど、それは観ていないので、ここで勝手に披露してしまおう。
 ・どうして糸子の服はいつまでも和服なのか。
 まずは自分が着てその良さを表せなくちゃだめでしょ。
 ・糸子の妹の次女はどう見ても30歳には見えません。
 それはおろか20歳にも思えない。もうすぐ糸子の子供たちが追いついてしまいそうだった。
 ・なぜ糸子のダンナは出征が決まったときに義父に謝ったのか。
 泣いたことを謝ったにしては変だし。
 ・どうして糸子の母親の一家は大事な時に出てこないのか。
 糸子の父親が死んだときにも彼らの姿がないんだけれど。それに戦後のドサクサ期に何をやっているんだろう。
 ・どうして商店街は下駄屋と電気屋しか出てこないのか。
 これじゃ街にならないし、そもそもこのニ店舗、闇市に買い物行けるほど儲かってるのかなぁ。
 ・なぜ水玉だけを欲しがるの。
 たしかにその布しかないのはわかるけど、他の人と同じ柄の服をそんなに欲しいかな。
 ・なぜ父親はお骨になって戻ってきたのだろう。
 旅行に行くぐらいの場所なのだから、家族がすっ飛んでいくこともできただろうに。
 
 とまあ他にもいろいろと疑問が湧いてきそうなほど楽しいドラマなのだけれど、やはり一番の味わいは麻生祐未の視線と発言だろうね。でもこれほどまでにサラリーマンNEO風でいいのかなぁ。