リザーブタンクで命拾い

 池袋のジュンク堂で何冊かカゴに入れて、一階のレジへ。
 「はい、6千何十円です」という声を聞きつつ、
 突然のアタフタ、なんとカバンの中にサイフがないのだ。しかしこんなこともあろうかと、リザーブサイフともいうべき名刺入れに、1万円をしのばせてある。
 ということで、どうにか難を逃れる。
 買ったのは、
 アルセーニイ・タルコフスキーの『白い、白い日』
 SFマガジン編集部編の『SFが読みたい』
 DVDBOOKの『世界の美術館』
 そして値引きしていたジャック・タチの写真満載の本。フランス語なんでよくわからないけど。
 で、ジュンク堂を出たときに、ATMでお金を出せばいいと思いつつ、気づく。おっととと、キャッシュカードもサイフの中じゃないか。
 頼まれていた買物をおつりで済ませると、残りは数百円。なのでリブロにも寄らずに、すたこら帰宅。うーむ、出掛けていって手持ちの金が千円を切っているなんて、いったい何年ぶりだろう。
 教訓、サイフにキャッシュカードを入れるのは考えものです。
 おっと、リブーフサイフにまた補填しておかなければ。