豪州に三賢人は語る。
おっと、F1中継が地上波からBSフジに移るということは、どこかで知っていたけれど、開幕戦の予選を観ようとした瞬間まで失念していた。
土曜の夜中、そろそろ予選の放送時間かなぁ、と思って新聞のテレビ欄を見ても、アレない、とうとうフジテレビは予選の中継を止めてしまったのかと、しばし思ったけど、まあどうにかこうにかBSへの移動を思い出した。そうそう、今年からBSだったのだな、今度はBSフジの欄に目を移すと、ガーン、もう夕方には放送を終えていたのだ。
これも時差のあまりない開幕戦のオーストラリアだからできること。で、決勝も今日の午後5時からの放送ではあった。そういえば、フジテレビが中継を始めた1987年も夕方からだったよね。あの時はフォーメーションラップを終えて、スタートまでしばらくあるのかとばかり思っていたから、すぐにグリーンシグナル(当時はそうでした)になったのにはビックリした。
で今回のレース、結局は表彰台もいつものメンツだった。抜きつ抜かれつは、ほぼなかったので、観ているほうとしてはあんまりおもしろくなかった。ちょっとウトウトしてしまったので、それがバレたら、隣りでいやいやながら観ているツレにどつかれてしまう。
しかもなぜか今回はいつもの解説の森脇さんのほかに、お久しぶりの今宮さんや川井ちゃんまでの揃い踏み。だからなのか、森脇さんは寡黙。今宮さんはやはりお歳のせいか、昔ほどしゃべりに瞬発力がない。一人気を吐いていたのがやっぱり川井ちゃんで、そのオタクっぷりがすさまじい。いい味出している。それからどこかのピットでボーッとしていたデーモン・ヒルも、いい味では同格だった。あっそれからリタイアしてモニター見ていたミハイルも御茶目だったね。
という感じで、今回はレースよりも、三賢人のしゃべりに感心させられた一戦であった。