亀さんにタッチ

 やっと、というか、とうとう、というか、ついに、というか、とにかくやってきましたのが、『原色の想像力2』(創元SF文庫)。本日がその発売日です、って危うくここで、その本日中に告知するのを忘れそうになってしまった。実際に書いているのは、すでに23日に入って3分ほど過ぎていますが、ブログの日付は22日になるはずです。
 昨年末には出るからね、なんて、吹聴してましたが、それが2月になり、そして3月、亀を追いかけるアキレスも、どうにか亀さんにタッチできたというわけです。
 「えっ、なにソレ!」という方も多いこととは存じます。
 かくゆう私も、ふと、そんなこともあったなぁ、と遠くを見るような目で、昔を思い出しつつ・・・、あの人は今、いったい何をしているんだろうか、なんて空の雲を見上げたこともありました。
 しかしその日は「まいど」といいつつ、玄関のベルを押したのでした。
 7人の血沸き肉躍る若き才能の迸りの隅っこに、私の短編小説「ものみな憩える」がオドオドしながら座っているので、もし書店で見かけたら、980円(+税)も払って、ヨシヨシと慰めてやってくださいね。お願いします。