フェンディに太陽の塔はありません。

(昨日の続き、みたいなものです。)
 かくして、一同はたぶん無事マーガレットをあとにした。時刻はもう4月1日の2時半頃である。
 タクシーでホテルに着く。やばいツレは完全に眠ってるだろうと思ったら、けなげにも起きておりました。そうでないと部屋に入れないモンね、いや、まあ、ありがたい。
 で、エイプリルプールネタをかます余裕もなく、速攻でお休みなさい。なにせ30日まで掛かってた、かの原稿で少々お疲れモードではあったのだ。あーあ、結局2000円の夜景を見ることもなかったってことだ。
 心地よい眠りの深淵にしばし癒されていたが、3、4時間もすると、恥ずかしながらやや気持ち悪くなってくる。50代のジジイがまったくみっともない。よって、以降は寝たり起きたり状態のまま朝風呂に入るが、やはりダメダメ状態が続き、10時までの朝食も諦めざるを得ない。いやはやユー松号のこと(でもフィクションですから)をいってはいられないのだ。
 どうにかこうにか、11時には体力&体調回復。なんとその直後に、昨晩ツレが食べ残した寿司をパクつく。自分でも恐ろしいぐらいの回復力、っていうか、二日酔いが寿司の魅力に負けてしまったというわけだね。
 12時にはホテルを出る。このレイトチェックアウトはありがたかったなぁ。そしてこのとき初めて、なんと8時に堀晃さんからメールをいただいていたことに気づく。まったくもうしわけありません。で、すぐにお詫びのメールを入れる。ドジである。
 そして寿司を少し食べたにも関わらず、ホテルのランチへ。まあ寿司が朝食で、これが昼飯ね。おー、店内にはあの大阪のオバちゃんが、ぎょーさんおるで。
 でもさすがにそのバイキングスタイルを十分に活用したとはいえないままに、そしてオバサン方の毒気に当てられながら店を出る。
 さて、これから今回の二大目標のもうひとつ、太陽の塔を見にゆかん、ってツレは地下鉄に入らず、大丸の隣りのフェンディだが何だかに向かうではないか、そこには太陽の塔はないってばさ。(続きます)