ユタカさんは、銀色の傘の中

 数日前、近くの公園をいつものようにボケーっと散歩していたら、遠くにレフ板の発する光を見つけた。
 またどこぞのギャルの撮影会でもやっているのかと、興味もなく(ホントです)、そのまま歩いていくと、そのスタッフやら何やらの多いこと、その数は30人ぐらいで、どうもちゃんとした映像撮影隊みたいだ。でもなにかお片づけのようすなので、もう撤収なのかなと思ってたら、近くのスタッフが子役のマネージャーらしき人に「45分から始めます」といっている。
 どうやらお昼休憩だね。そしてまた別のスタッフが「ユタカさんが・・・」と話している。おおっ、水谷豊の「相棒」かよ。と遠くを見ると、ロケバスみたいなのに、ちょうど銀色の大きな傘が接岸中、きっとあの中にいるんだろうな。45分まではあと40分ほど、こちらには時間も、それに手頃な本もある。その「ユタカさん」を、チラリと見てみたいなぁ、そう思って、また歩き出した。

(眠いので、続きは明日のココロだ)