今度もごいっしょさせていただきます。

 SFマガジン七月号が届きました。ありがとうございます。
 その巻末には昨日書いたように、拙作の「『惑星ソラリス』理解のために[二]――タルコフスキーの聖家族〈前篇〉」が掲載されています。ふう、タイトル書くだけで面倒。
 でツイッターのほうにはだいぶ前に触れましたが、この拙作はちょった長くなり過ぎたので、前後篇に分割されたのです。引き続きご賞味いただければ、と思います。
 ということで、結果的には引っ張りに引っ張ってしまった次回の八月号では、いよいよ「惑星ソラリス」に名高い意味不明の場面であるところの、「帰還のシーン」の解明が……、されています、はい、あくまで仮説ですが。
 また前篇では、ほとんど述べられていないそのタイトルの「タルコフスキーの聖家族」について、おっとそう来るか的な素材から、大胆というか当然というか、そんな仮説も広げられます。
 ところで、八月号の予告を見ると、なんと今年のSFセミナー合宿の部でごいっしょさせていただいた、宮内悠介さんと仁木稔さんのお名前があるではありませんか。
 これで、SFマガジン八月号は買って損のないことは保証付きです。ついでに拙作もチラリと味見してくださいね。