お土産は40年前の思い出03

 さて、友人のお土産袋から次に取り出したのは、ご存知「サブマリン707」のまさに707だった。
 潜水艦707は、もともとの連載である1960年代の連載でも、かなりポンコツの艦と、新造艦の二つのタイプがあったが、もちろんこれは新造艦の方。古いタイプのプラモデルやミニチュアは見たことがない。でもあったらあったで少し欲しい気がする。
 ちなみに同様の大きさのミニチュアは、すでに2体持っているのだけれど、これにはなんとロケットランチャーや小型潜水艇のジュニアが付属している。このジュニアはほぼ米粒サイズだが、しっかりと塗装もされている。
 ただ不思議なのが、一艇がお馴染みの黄色なのに対して、もう一艇は緑色であること。うーむ、グリーンのジュニアなんてみたことがない。しかも一色の方が楽だろうに、わざわざもう一色付け加えているのがよくわからない。
 で、救急箱からピンセットを取り出して、ボケボケまなこでそれを格納庫に収納しようとするが、それはかなり困難な作業ではあった。
 こんなまさに漫画的な情景が、たぶん50歳代のオヤジの家庭で相当数繰り広げられたのだろうなぁ。